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入院&治療開始1

■診察

2001年12月

 治療をすることに決めた病院に向かった。病院は多くの患者で溢れていた。人が多く、まっすぐ歩くこともできないほどだった。予想していたことだったが、目の当たりにすると少し驚きもある。受け付けで必要な手続きを済ませた後、待合室に向かった。

 長い時間待った後、順番が回ってきた。近所の病院で診察を受けたことの説明から順に、これまでに受けたすべての診察を詳しく説明し、既に結果の出ている骨髄データを渡した。医師はこの病気について詳しく説明してくれた。本格的な治療を開始するにあたって、主治医をリーダとする数人体制でサポートしてくれるとのこと。具体的な治療方法の決定もその主治医と相談のうえ決めていくと説明をうけた。具体的な治療方法として示されたのは、骨髄移植、インターフェロン、グリベックの3つだった。

 私には姉がいる。この病院へ同行した姉は、骨髄移植の可能性を調べるためにその日に白血球型(HLA)検査をすることになった。私自身はまだ白血球数が多すぎることから、その数が下がるまで白血球型の検査ができないと説明された。つまり、私自身の白血球型がわからないことから、姉からの骨髄移植ができるかどうか、当分の間調べることができないことになる。まずは、この多すぎる白血球を下げることから始めることになった。

 治療を開始するには入院が必要。しかし、その日はベッドが空いていない。結局、ベッドの空きがでる2日後入院することになった。

 家に戻り入院の準備をすることになった。いざ準備となると、思うように事が進まないのことがよくわかる。病院へ持ち込む道具をそろえることよりも、心の揺れ動きを整えるほうが難しいものだ。もしかすると、家に戻ってこれないかもしれないという微かな考えがよぎったこともあった。病院へ持ち込む道具を一通りそろえた夜、病院から電話。ベッドが空いたので明日から入院できるとのこと。予定より一日早く入院することとなった。

 入院当日の昼前に病院に着いた。前の晩に用意していた入院道具一式を入れた少し大きめなかばんを持ち、入院受け付け窓口に向かった。大きな病院のため、この日に入院する患者が私以外に数人いる。病院の担当者は、私を含めた患者達に注意事項等を簡単に説明した後、患者達を連れてベッドがある病棟へ向かった。

 各病棟は疾病ごとに分かれているようで、患者たちはそれぞれの病棟へ分かれた。私のベッドがある病棟へ着くと、私は別の担当者へ引き継がれた。しかし、病棟へ着いたものの、まだベッドの用意ができていないらしい。ベッドを使っていた前の患者がまだ退院したばかりで、ベッド清掃などの作業がまだ終わっていなかったようだ。

 しばらくした後、清掃が終わった。これからしばらくの間過ごすことになるベッドにたどり着いた。ベッドに腰をおろし、かばんを置くと、少し心が落ち着いた。看護婦から今日予定している検査について説明を受けた。今日の検査は、「血液検査」「心電図検査」の2点だった。この検査は難なく終わった。検査の後、主治医から入院中の治療について簡単に説明を受けた。まずは、多すぎる白血球数を下げることからはじめるらしい。明日から白血球数を減らす効果のある抗がん剤の「ハイドレア」を服用することになった。いよいよ治療の始まりだ。

入院&治療開始2(→)

 

WBC
190,000

 

 ■慢性骨髄性白血病■