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闘病記録−告知を受ける2

■告知

2001年11月

 診察室には医師が待っていた。「よろしくお願いします」 家族と一緒に挨拶すると、「電話でうかがっております。詳しくご説明しますので、お座りください」 医師は我々の方を向き、説明を始めた。「血液検査の結果、白血球の数がとても多いです。通常4,000から8,000ですが、あなたの場合、21万もあります。これは「慢性骨髄性白血病」と思われますが、さらに検査が必要です」 医師はゆっくり説明してくれた。「やはり白血病か。血液データにあったCMLは慢性骨髄性白血病だったのか」声には出さないが頭の中で話していた。

 医師は説明を続けた「この病気は、ゆっくり進行するもので、大きく分けて3つに病期に分けられます。最初は慢性期、次に移行期、最後に急性転化期と進みます」 医師は紙にグラフらしきものを書きながら説明してくれた。「あなたの場合、白血球数が多いことから、移行期の手前、もしくは慢性期の終わりと思われます。早く治療が必要です」 

 その後も医師は病気の進行具合、症状、検査方法、治療方法、生存率など詳しく説明してくれた。しかしそれは我々家族にとってとてもつらい告知だった。医師の説明は続いた。「でも、最近はこの病気の研究が進んでいて、STI571という新薬が出来ています。まだ、日本では認可されていませんが、もうじき認可されるようですので、期待が持てますよ」 これが新薬「グリベック」のことであることは後で知ることになった。今後の検査と治療方法について説明を受けたあと、いくつかの質問をした。最後に看護婦が採血し、診察室をあとにした。

 病院から帰る車の中では暗い雰囲気になっていたが、治療していこうという意気込みが少しあった。家に着くとすぐにインターネットで病気のことを調べ始めた。その日は3、4時間ほど調べた。「確かに、病院の先生が説明したとおりだ。生存率も同じことが書いてある。治療方法も同じことが書いてある」 医師が説明したように、いくつかの治療方法があることがわかった。従来からの治療方法であるインターフェロンは実績があるが、重い副作用がある。新薬のグリベックはまだ長期にわたる実績はないが、副作用が少ない。きっと、このどちらかを選択することになるだと思った。

 病気のことを調べながら、治療する病院のことも考えていた。今日告知を受けた大学病院は悪くはないが、白血病の治療実績はわからない。生死にかかわる病気の治療だから、治療成績の良い病院を選ばないとあとで後悔することになる。また、1つの病院の意見だけではなく、セカンドオピニオンとして他の病院へ行っても無駄ではない。次の日、別の大きな病院へ行くことにした。

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WBC
210,000

 

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