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それは突然の出来事。長引く風邪を診てもらおうと行った病院でみつかった慢性骨髄性白血病は、その後の私の生活を変えてしまった。
この「闘病記録」は、告知をうけた筆者がこの病気を通して感じたこと、周りの人の温かい支援、やり場のない気持ち、治療に取り組もうとする意気込みなど、思ったままに書き記したものです。
■健康への感謝の気持ち
健康なときはほとんど意識することのなかった「健康」のありがたさは、病気になってから改めて大切なものと感じた。この病気になる2年前に別の病気で入院したときも、同様な健康への感謝の気持ちがあったが、病気が治り、自身の健康を取り戻すにつれて薄れていった。しかし、再び病気になり、というより生死にかかわるこの病気に罹った今では、その思いはとてもおきな物となった。健康は当たり前のものではないということを、身をもって思い知ることになってしまった。
■なぜ病気に?
病気になる可能性は誰しもゼロではないが、まさか自分がなるとは思っていなかった。30歳代の私にとって、生死に関わるような大きな病気はまだまだ先の話で、まったくの他人事と考えていた。しかし、いざ病気になってみると、病気になる確率がこんなにも低いのに、なぜ自分が罹らなければならないのかといったやり場のない気持ちをどうしてもどうしても振り払うことができなかった。
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