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病期と症状

慢性骨髄性白血病はゆっくりと進行する疾患ですが、その進行により3つの病期に分けられます。 それぞれ病期で症状が大きく変わります。

(1)慢性期  →  (2)移行期  →  (3)急性転化期




(1)慢性期
初期の段階の「慢性期」では、白血球の一種の顆粒球の数が増えていますが、芽球と呼ばれる未熟な白血球の割合は少ないです。血小板の数は増えます。この時期は数ヶ月から3、4年間続きます
自覚症状がなく、健康診断で偶然にこの病気が明らかになることがあります。
 
症状: 疲労、虚弱、食欲不振、体重減少などの不特定の症状がある場合が多い。


(2)移行期
骨髄や末梢血中の芽球の割合がやや増加し、治療による白血球数のコントロールが困難になります。脾臓の腫大が進行します。

症状: 脾臓の腫大が進行。貧血、出血傾向、発熱など。


(3)急性転化期
骨髄、末梢血中の芽球が30%以上に増加します。慢性期と同じような化学療法では白血球数のコントロールは困難です

症状: 貧血、出血傾向、発熱などが悪化。脾臓の腫大が顕著に。



参考:病期判定の目安

慢性骨髄性白血病患者の病期がどの状態にあるか、これはとても気になるところです。3つの病期の診断は、いくつかの定義があります。このホームページでは、診断定義の詳細について触れませんが、これは患者にとってとても大事なことです。極簡単にこの病期について説明すると、この疾患は、病状の穏やかな「慢性期」と、とても深刻な状態な「急性転化期」の2つの重要な病期があり、その中間が「移行期」といえます。患者が該当する「病期」と、その進行具合については、医師からきちんとした説明を受けることが大切です。
 
参考:「慢性期」の保持

慢性骨髄性白血病を患ったままより質の高い生活をおくるためには、その病期を「慢性期」に保つことが望まれます。現在の治療方法では、第一選択肢に「造血幹細胞移植」を選ぶことが多く(2005年10月訂正)、グリベックの登場により、治療方法の第一選択肢が変わる可能性がありますが、現時点では、患者の体が移植に耐えられると判断された場合、患者の白血球型(HLA型)と適合するドナーを探すことが一般的です。不運にもドナーが見つからない患者は、患者自身の病期が「急性転化期」へ進行しないように「慢性期」を保つ治療をドナーが見つかるまで続けることとなります。

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