
「もう中学生になったのだから、勉強は自分で……」「学校や部活に慣れるまでは勉強は……」お父さんお母さんからこんなことを聞くことがよくあります。
また、「一度しかない中学生活。勉強はもちろん、部活や習い事も一生懸命やって欲しい」お父さんお母さんのその気持ち、よくわかります。
さらに、「とりあえず定期テストの結果が……」「高校受験はまだ先のことだし……」「とにかく忙しくて、学校に通うだけで精一杯で……」などの言葉もよく耳にします。
実際に中学生は忙しいです。小学生とは違い学校行事も多いですし、部活動も毎日の練習以外に土曜日・日曜日の試合や遠征があったりで、落ち着いて家にいる時間の方が少ないくらいです。
そして、今の中学生は2002年からの学習指導要領が小学校の低学年のうちにスタートした、「ゆとり教育」の実質的な第一期生です。
ご存じだとは思いますが、この学習指導要領は授業内容をスリム化したものです。内容だけでなく、授業時間も大幅に減りました。「3割削減」といわれたのをご記憶の方も少なくないでしょう。
鳴り物入りで始まった「ゆとり教育」ですが、2002年度以前の指導内容に逆戻りする形で、すでに2011年度からの全面改定が決まっています。
2009年度からは内容をつけ加える形で移行措置にはいりますから、今の中学生は「ゆとり教育」の最後の世代でもあります。
そして「ゆとり教育」のもとでお子さんを取りまく勉強や進学のようすが大きく変わってしまったのでは? と感じていられるお父さんお母さんはかなり多いようです。
たとえば「絶対評価」によっても、子どもの勉強は大きく変わりました。
私たちの時代は「相対評価」といって、通信簿で「5」をとる子どもは「4」の子どもよりも確実に勉強ができました。しかも、「5」は、クラスの上位7%しかとれなかったのです。
それに比べて、今の相対評価はクラスの何%に「5」をつけてもかまいません。
そうなると、笑えないような話もあちこちから聞こえてきます。
千葉県の生徒数180人の中学校での話です。そこでは、「5」のついた子どもの割合が理科で59%、社会で69%、美術で74%、保健体育では89%になったといいます。
それだけでなく、全生徒180人中、「1」のついた子どもが“一人もいない”上に、「2」がついた子どもも各教科で“数人ずつしかいない”というのです。
そして平均的な子どもでも、9教科のうち4教科で「5」がもらえたといいます。ちょっと極端な例かもしれませんが、同じようなことはほとんどの公立中学校で起こっています。
これでは何のための評価なのかよくわかりませんし、実際の入試は「相対評価」でおこなわれますから、学力差が見えにくい「絶対評価」では、子どもの正確な実力を判断することはできません。
通信簿がある程度きちんと実力を反映しているものであれば、「その成績では……」と、お父さんお母さんの経験を活かしたアドバイスもできるでしょう。
中には、通信簿の成績を見て、「これじゃあねぇ〜」と自分から危機感を持って勉強を始める子どももいるかもしれません。
しかし、普通に勉強をしていれば、実力はともかく「5」や「4」を簡単にもらえるわけですから、子どもの勉強が変わらないわけはありません。
勉強が「楽」になったといえばそれまででしょうが、でもこれは、子どもにとっては決して良いことではありません。

子どもの勉強で一番大きく変わったのが、中学校の成績で「高校進学」から「大学への進学」が見えにくくなったことです。
今はあまり勉強しなくても、中学校で「オール4」をとることはそれほど難しいことではありません。「ゆとり」を満喫。中間試験や期末試験の前しか勉強しない子どもがかなり増えました。
こうなると、高校に入学してもそれが必ずしも大学への進学には結びつきません。
でも、一方には中学生活の「本当の意味」をきちんと理解して、充実した中学生活を送っている子どもも少なくありません。
中学生としてしなければならないことは二つあります。
一つは、学校や部活動を通して心と体の健やかな成長をはかることです。
もう一つは、将来の大学進学に向けて学力の基盤を作るという面です。
「部活動が忙しくて……」「まずは学校の中間・期末テストが……」「高校入試さえまだなのに、大学進学のことなどはとても……」
そうなんです。だからこそ、「本当の意味」をここできちんと考えてほしいのです。貴重な中学生活をまわりに流されて過ごすことは、長い目で見て決してプラスにはなりません。
というのも、お父さんお母さんの時代と今とは、高校や大学への「進学のようす」は全然違うからです。
進学のようすでお話ししましょう。
中学校で「オール4」の子どもが実力相応の公立高校に進学し、普通に努力して大学受験を迎えたとします。お父さんお母さんは、どのランクの大学への進学をイメージしますか?
「『オール4』の子どもが高校で普通に努力すれば、東大はムリとしても、早稲田・慶応、まあ六大学(明治・法政・立教)かな?」こんなイメージでしょうか?
確かに、私たちの世代ならば「オール4」は学校で上位15%以上でしたから、ほとんどがお父さんお母さんのイメージ通りの大学に進学していきました。
でも、今は違います。何しろ、「オール4」の子どもはたくさんいるのです。「オール4」といっても、学力の差はかなり大きいものです。
ですから、ここからはほぼ間違いなく「オール4」がとれる、学校で上位1/3(33%)にいる子どもの場合でお話しします。
また、これからの話の中で偏差値という言葉がでてきますが、ここでは偏差値50が「真ん中(上位50%)」で最上位が偏差値70、最下位が偏差値30くらいだ、とだけ覚えておいてください。
学校で上位1/3ということは、偏差値が53前後に相当します。地域によって差がありますから、50〜55位の幅で考えましょう。
2008年度入試で、偏差値50〜55の公立学校からどんな大学に何人合格したかのかをまとめたのが右の表です。
いかがでしょうか? お父さんお母さんのイメージ通りでしたか?
学校名は伏せますが、A高校の偏差値(SS)は55、B高校は53、C高校は50です。また、入試倍率はそれぞれ1.89倍、1.63倍、1.51倍(08年度・後期入試)となっていて、県全体の競争倍率である1.2倍をはるかに越えています。
このように、これらの学校は決して底辺校ではありません。上位1/3以上の子どもたちが第一志望にする人気のある学校です。にもかかわらず、大学入試の結果はこの表の通りです。どんな感想をもたれましたか?

高校入学をひかえている中学生にこんなことをいうのはかわいそうな気もしますが、後になって「知らなかった」では取り返しがつきませんから、現実は現実として、これからお話しすることを聞いておいてください。
実は高校に入学するということは、自分でかなりの意識をしない限り、入学した高校のレベルに自分の学力が「固定」されて、差が「拡大」していきます。
わかりやすくいうと、入学した高校のレベル以上の大学へはほとんど進学できない現実があるのです。先ほどの表の通りです。
どうしてそうなってしまうのでしょうか?
詳しく説明しますので、ゆっくりと聞いてください。
今の中学生が使う教科書は、一つの教科について多くても5〜6種類しかありません。また、義務教育ですから全国で同じ内容を同じレベルで指導するのがタテマエです。
そうなると数種類の教科書があったとしても、内容は似たり寄ったり。日本中の中学生はほぼすべて「同じレベル」の教科書で勉強をするといっていいでしょう。
もちろん、地域差や教える先生によって多少のレベル差があったとしても、教える教材のレベルが同じであれば、極端にやさしいことや難しいことを教えることはありません。
しかし高校に進学すると、ようすはまったく違ってきます。
たとえば、高校1年生が使う数学の教科書は21種類、英語にいたっては36種類もあります。かなり細かく、しかもはっきりとレベル分けされているのです。
先ほどお話ししましたように、偏差値は70〜30までで表されますから、偏差値40の幅に、20〜30のレベル別の教科書があることになります。つまり高校では偏差値2の幅で、授業で使う教書のレベルが違うのです。
自分の力にあった教科書の方がよいのでは? と思われるかもしれません。でも、これが入学時の学力差がより大きく広げてしまう最大の理由なのです。
というのは……
新聞報道などでもご覧になった方はいるかもしれませんが、高校生が使うのに小学校の計算の復習が出ていたり、マンガを多用して話題になったのは、やさしいレベルの教科書です。
逆に、あまり報道されませんが、予備校のテキスト並みにハイレベルな教科書もたくさんあります。
当然のことですが、高校の授業も教科書を中心に進められます。教科書がやさしければそれなりのことしか指導されませんから、ハイレベルな教科書を使っている高校の子どもに「追いつく」ことはできません。
しかも、そのレベルの教科書を3年間使っていくわけですから、よほど自分で努力を重ねない限り、「追いつく」どころか学力差が「広がって」いく一方になってしまいます。
入学した高校のレベル以上の大学へはほとんど進学できない理由、おわかりいただけましたでしょうか。

よく、大学進学には私立高校のほうが公立高校よりもずっと有利だということを聞きます。でも、これは本当のことでしょうか?
ある部分では正しいのですが、別の部分ではまったく違います。
たとえば、埼玉県を代表する進学校の県立浦和高校では、東大・慶応・早稲田に毎年230名前後の合格者を出しています(卒業は360名)。都内私立の有名進学校に決してひけはとりません。
浦和だけでなく、大宮や市立浦和、蕨も大学進学実績を大きく伸ばしています。ですから、単純に公立高校がダメで私立高校がすぐれているということではありません。
また、私立高校が特別な指導をしていて、高校から入学しただけで有名大学に進学できる、ということでもありません。
私立高校からの大学受験が有利に見える一番の理由は、付属の中学があることです。正確にいうと、私立中学に入学した子どもがそのまま高校に進み、大学入試でよい結果を出しているということです。
中学受験を乗り越えて私立中学に入学していますから、まずは小学校時代の蓄積が違います。そのまま今度は大学受験に向けて勉強を始めるのですから、よい結果が出るのも当然かもしれません。
では、私立中学では子どもにどのくらいの指導をしているのでしょうか?

「私立中学はハードだ」とよく言われます。ハードかどうかは個人の主観ですから、ここでは中学校での授業時間を比べてみましょう。
まずは右の表を見てください。公立中学校の一週間あたりの授業時間です。週あたりの3年間の合計時間数を計算すると、43.8時限となります。
これが多いか少ないかは別として、いくつかの私立中学と比べてみましょう(カッコ内が合計時間数)。

表の数字は授業時間数の多いベスト5の学校です。公立中学校の2倍以上の授業をしているわけですから、これらの学校の指導は確かに「ハード」です。
では、普通の私立中学はどうなっているのでしょうか。首都圏の約300の私立中学の平均を見てみましょう。
国語15.1時限、数学15.1時限、英語18.5時限、社会11.0時限、理科11.2時限となっています。主要五教科の合計は71時限で、平均でも公立中学校の1.6倍の授業をおこなっています。
実は、これが「本当の意味」の本質部分です。
もう少しくわしく説明します。
公立の中学校に通う子どもは部活の練習などがあって、だいたい朝の7時頃に学校に行きます。そして午後6時30分頃に帰宅します。中学校には、ほぼ12時間いることになります。
もう一度公立中学校の一週間あたりの授業時間のところを見てください。最も授業時間の多い中学校一年生でも、主要五教科の授業は週に16時限です。
子どもたちは週に5日学校に行きますから、1日平均3.2時限、一時限は50分ですから、主要五教科の授業は一日に2時間40分しかありません。受験学年である中学校三年生では、なんと2時間20分にしかなりません。
どう思いますか? 学校に12時間もいるのに、子どもが受ける主要五教科の合計の授業時間は3時間にも満たないという現実を。なんと学校にいる時間の「5分の1」しか授業を受けていないのです。
一方、私立中学に通っている子どもたちは通学の時間も含めて、だいたい8~9時間ほど学校にいることが多いものです。
そして、一日平均5.2時限、約4時間20分の授業があります。学校にいる時間の「2分の1」は、しっかりと授業を受けています。
公立の中学校に進学すれば、まわりはすべて、学校にいる時間の「5分の1」しか授業を受けていない子どもです。当然その分の勉強しかしないものです。
逆に、私立中学に進学した子どもは、普通に一日平均5.2時限、約4時間20分の授業を受け、その分の勉強が当然になります。
そして、これが三年間続くのです。学力の差が広がることはあっても、縮まることはないとは思いませんか?

それだけでなく、公立中学校では土日も部活や学校行事があって、きちんと意識を持たない限り、勉強と部活や学校行事とのバランスをとることは難しいものです。
中学の勉強は、高校受験だけでなく大学受験にも通じるすべての教科の「基礎」を学びます。中学受験生の勉強とは質が違います。この「基礎」の積み方がまったく違うのです。
ですから、中学校で「普通」の子どもが「普通」の高校に入学しても「基礎」にあたる力は、私立中学生とは比べものになりません。
そして、高校ではそのまま格差が「固定」され、「拡大」された結果が、先ほどお話しした大学入試結果なのです。
大学入試は公立出身生、私立出身生などの区別は一切ありません。きちんと学力をつけてきた子どもだけが合格できる、本当の意味での「実力勝負」です。
「みんなが『5分の1』しか勉強していないから……」そう思う気持ちもわからないではありません。でも、それでは「2分の1」勉強している子どもに、いつ追いつき、いつ追い越すことができるのでしょうか?
高校に進学したら、高校のレベルでほとんど大学入試の結果は決まってしまうというのに……。
もし、大学進学を前提に考えるのであれば、この真実を知っておいて損はありません。
そして今現在、公立中学校に在籍しているのならば、今の勉強で大学の結果が決まってしまうということを、お父さんお母さんが知るだけでなく、子どもにもきちんと伝えてほしいと思います。

「まずは高校入試。中学生のうちに必死に勉強したって、公立高校の入試問題はやさしいからムダなのでは?」「まずは、学校で習う『基礎』『基本』さえきちんと身につけば、高校入試は大丈夫だと聞きましたけれど……」
こうお考えのお父さんお母さんもいらっしゃるようです。
確かに、今から20〜30年前まではその通りでした。
中学校が「相対評価」をするための、中間・期末テストでしたし、公立高校の入試問題は学校のテストができていれば、かなりの得点がとれました。
でも、今はまったく違います。
これも大切なことなので、よく聞いてください。
先ほどもお話ししたように、私たちの世代では中学校は「相対評価」でした。でも、今は「絶対評価」です。評価のもととなる基準が違いますから、当然テストの内容も違ってきます。
「相対評価」は得点順に並べたときの段階を表しますから、できる子どもは100点を取れるけれど、そうでない子どもは0点となるようなテストになっていなければなりません。
一方、「相対評価」は、最低限の基準がクリアできたかどうかを測りますから、理屈の上では全員が100点を取れるテストになっていなければなりません。
テストの内容が違うということは、問題の難しさも違ってきます。「相対評価」のときには平均点が55〜60点前後でしたが、今の「絶対評価」では、平均点が65〜70点前後とやさしくなっています。
それに対して、入試問題はどうでしょうか?
今から30年ほど前の昭和53年には200点満点中、平均点が133.5点で100点満点に換算すると66.75点でした。
そして、20年前の昭和63年には123.8点(61.9点)、10年前の平成9年には116.7点(58.35点)、平成20年では111.6(55.8点)と、どんどん難しくなっているのです。
特に数学の問題は難しく、満点が100点となった平成22年度入試においては平均点が42.4点となっていて、もはや学校の中間・期末テストとは異次元の問題になっています。
つまり、

のように、この20年間で問題の難しさが逆転してしまったのです。
昔の中学校の先生は「中間・期末テストがしっかりとできていれば入試には困らない」とはっきりといえましたし、中間・期末テストのほうが入試問題より難しかったので、学校の成績をあげることが合格への近道でもありました。
でも今は違います。
中学校の中間・期末テストは最低限の基準をクリアしたかどうかのテストです。
もちろん、問題の難しさは高校入試問題の足元にも及びません。しかも例の「3割削減」以降、授業のレベルはぐっと下がってしまいました。
ですから、今は「中間・期末テストで得点がとれることと入試で得点がとれることは別」ですし、「学校の成績と高校の合否とはあまり関係ない」という時代になったのです。
そして、中学校の中間・期末テストといった、『基礎』『基本』だけできても高校入試には通用しません。高校入試には、合格をつかむための「本当の実力」をつける勉強が必要になっているのです。

最近、こんなことを多く聞くようになりました。
「塾で勉強していたのに、希望の高校に合格できなかった……」「塾に通いはじめてから中間・期末テストの前しか勉強しなくなった……」「塾には友達と一緒に遊びに行っているだけのような……」
せっかく塾に通わせているのに、これではあまり意味はありません。
特に、「希望の高校に合格できない」のでは、子どもの希望をかなえてあげるという塾の役割が果たせたとはいえません。
浦和高校や大宮高校などのトップ校、地域の上位校である蕨などは競争倍率が1.8倍から2倍前後と高いために、受験者の半分近くが不合格になります。
これらの学校に合格するためには、入試ではかなりの高得点を取らなければなりません。つまり、子どもに「どんな勉強をしてきたのか?」「本当の実力がついているか?」が問われるのです。
ですから、合格のためには「本当の実力」がなければなりません。楽しいだけ、中間・期末テスト対策だけの塾、けじめもよい意味での厳しさもない指導で勉強をしたつもりになっても合格はできないのです。
ましてや「おもしろいイベントがあるから」「友達と一緒だと楽しいから」と子どもにこびるような所では、入試に合格できる{本当の実力」などつくはずもありません。これでは塾を信じた子どもがかわいそうです。
確かに、希望の学校に合格させるというのは決して楽なことではありません。塾が「本当の実力」をつける指導をていねいにしなければならないからです。どの塾でも簡単にできることではありません。
まず、子どもやお父さんお母さんとの信頼関係を地道に作り、入試や受験の真実をお伝えしなければなりません。厳しいことや、いいたくないこともいわなければなりません。
そして、「なぜ、『本当の実力』が必要で、どうすれば『本当の実力』をつける勉強ができるのか」を納得してもらってはじめて指導にはいることができるからです。
それだけではありません。「本当の実力」をつける指導は、繊細な配慮ときちんとした指導システム、勉強をさせる真の厳しさが必要です。
手前味噌にはなりますが、私たちアビット進学指導会は厳しい塾といわれます。でも、これは子どもに「本当の実力」をつけてもらうための指導姿勢の一つに過ぎません。
その結果、子どもたちはぐんぐんと力をつけて、県内トップクラスの浦和や浦和一女、大宮、市立浦和高校への合格率は90%を超えています(07年度から11年度の5年間平均)。
大手進学教室といえども、これらの学校への合格率は良くても60%前後であることから見ても、いかに「本当の実力」をつけることが大切なのかがおわかりいただけると思います。
はっきりといいます。
「本当の実力」がつけられない塾に通っても子どもは伸びませんし、希望の学校に合格することはできません。気休めで通うにはいいのかもしれませんが、それにしては物理的な負担が大きすぎます。もったいないものです。

■学力別のコース編成
子どもの学力に応じて、中学校2年生からは教材とカリキュラムの違う2つの高校受験コースを用意しています。
偏差値67以上の最難関トップ校(浦和・一女・大宮・市立浦和・それに準じる私立高)への完全合格指導をする【特訓コース】、偏差値60以上の地域1番手校(蕨・浦和西・川口北・それに準ずる私立高)への完全合格指導をする【本科コース】で指導を進めています。
なお、中学一年生は学力差がまだ小さいことと、学校生活になれて中学生としての勉強方法を身につけることを主眼においているために、コース別の設定はしていません。
■「本当の実力」をつける《クロス指導》《らせん指導》《高能率指導》
アビットの高校受験コースは、いずれも1クラス12名の定員制です。
少人数を活かした指導はもちろんのこと、きわめて指導効果の高いことが証明されている〈完全習得指導〉に進学教室ならではのくふうを加えて指導をしています。
《クロス指導》とは、集団の授業で教えてもらって、個別指導でていねいに見てもらえる勉強のしくみです。
《らせん指導》とは、関連する単元ごとで大きく何回も復習をしながら「本当の実力」が身につく勉強のしくみです。
《高能率指導》とは、子どもが密度の高い指導をきちんと自分の「身につける」ことができるように指導することです。
このように、単なるクラス人数だけの「少人数」ではなく、少人数制ならではのメリットを充分に活かした「本当の実力」がきちんと身につく効率的な勉強ができるようになっています。
■公立高校受験対策に理社は必須
ほとんどの塾が「理科」「社会」の授業を中3からのオプション講座のように扱っていますが、公立高校入試において「理科」「社会」も他の教科と同じ配点があり、合計得点で合否が決まります。
しかも、中1〜2年生で習ったことからの出題が理科では6割以上、社会では7割近くを占めるわけですから、中3になってからでは遅すぎます。
理科・社会は単なる「暗記教科」ではありません。最近の公立高校入試問題を見ても、ただ「覚えているだけ」で正解できる問題はほとんどありません。幅広い知識と正確な理解が必要な教科です。
中3になってからあわてて勉強を始めても、このような力は簡単にはつきません。ですから、アビットでは中1の1学期から理科・社会を含めた五教科指導を行っています。
とはいえ、忙しい中学生が理科・社会のためだけに週一日、通塾を増やすのは大きな負担になります。
そこでアビットでは、月に一度の高密度な授業と個別指導による個人別の弱点対策(クロス指導)で、わずかな負担で充分な指導効果があがる指導をしています(中1・1学期〜中3・1学期まで)。
また、中学3年生は、夏期講習会から「入試対策理社」講座を開講し、早い段階から入試レベルの本格指導が受けられるようになっています。
■最難関私国立にも完全対応
ほとんどの塾では、最難関私国立高校への受験対策は特別なものとしています。でも、それは平常授業の指導水準が低すぎるために、入試問題とのギャップが大きくなっているためです。
私たちの指導は、たとえば「本科コース」であっても、クラスの平均を維持していれば「蕨」や「川口北」高校に合格できる水準です。
ですから、上位の「特訓コース」であれば通常の授業をきちんとマスターすれば最難関私国高校にも充分合格ラインには達します。
とはいえ、一部の最難関私国立高校では普段あまり扱わない例外的な出題もあります。そのため、アビットでは中3の2学期より「難関3科対策」講座を開講。個別テストゼミ形式で最難関私国立高校への完全合格をはかります。
■中間・期末テスト対策はすべて個別に
アビットでは、中学校で行われる中間・期末テストへの対策指導を2週間前から、すべて個別指導にて行います。学校別対策くらいの、おおざっぱな区別ではありません。
アビットでは学校よりも2〜3ヶ月の先取りで授業が進んでいます。ですから、学校で試験範囲が発表されても、すでに塾で習ったことばかりです。
対策指導では「新しく教えること」よりも、「すでに教えてもらったことができるか」、「忘れているところはないのか」を一人ひとり確認し、弱点をうめていくことが大切です。
定期テストの対策を個別に行うことによって、塾のカリキュラムの復習にもなりますし、一人ひとりの得点力も飛躍的に高くなります。中学校別に何度か対策授業をするのとはまったく効果が違います。
さらに、アビットでは定期テスト対策専用の教材とプリント(対策問題・予想問題)を準備しています。専用の教材ですから指導効果も高く、きちんと得点できるようになるのはいうまでもありません。
■精度の高い進路指導も自慢です
進路指導とは、子どもが希望する学校に合格するかどうかを見きわめる、とても重要な指導です。この指導が不充分で、1ランクも2ランクも下位の学校に進学してしまう子どもは少なくありません。
アビットでは、子ども一人ひとりを「集団指導」「個別指導」でいろいろな角度からきちんと見ていますので、進路指導における洞察の深さと正しさには絶対の自信があります。
第一志望合格率90.9%(08年度入試)という高い合格率をアビットが誇るのも、「本当の実力」をつける指導だけでなく、この進路指導力が大きく貢献しているのはいうまでもありません。
■「本当の実力」が身につく「学習環境」
「学習環境」と聞くと、イスや教室のインテリアのことと勘違いされる方も多いのですが、豪華な内装や設備よりももっと大切なことがあります。
それは、「どんな子どもがどのように勉強している塾なのか」ということです。朱に交われば……ともいいますが、子どもがまわりの子どもから受ける影響は決して小さなものではありません。
「塾の友達と一緒に遊ぶようになってしまった」「授業中、私語が多くてて集中できない」「ボスのような子どもがいて、うるさいのだけれど先生も注意しない」「宿題をやってこない子どもがたくさんいる」など、よく聞く話です。
これではよい学習環境とはいえません。
アビット進学指導会は「全コース選抜制」の進学塾ですから、選抜試験に合格した、前向きに努力して自分の希望をかなえようと努力する子どもたちが集っています。
「アビットにいるだけで勉強のヤル気がでてくる」「本当の意味でよいライバルに出会えた」「みんなで一緒に、同じ目標に向かっていくことができた」
アビットの卒業生や在籍生からこんな声を聞くのはごく当たり前のことです。
これこそが私たちが一番大切にしている「学習環境」です。
■塾で最も大切なのは“第一志望合格率”です
塾に通う目的はさまざまでしょうが、アビット進学指導会はその名前の通り「進学教室」です。でも、進学教室を名乗っていても“第一志望合格率”をきちんと公表しているところは決して多くありません。
それはなぜか?
“第一志望合格率”は、その塾の総合的な指導力すべてがはっきりと現れてしまう数字だからです。しかもこの数字はウソをつきません。
難関校への“第一志望合格率”の低い塾は指導力がないのです。
ですから“第一志望合格率”の低い塾に通っても、子どもの合格の可能性があがる指導は受けられません。塾の規模は全く関係ありません
アビット進学指導会は、創立以来ずっとこの大切な“第一志望合格率”たげでなく、クラス別の“実進学校”をも教室で公表しています。実進学校とは、どのクラスにいた子どもが実際にはどの高校に進学したかということです。
この数字も塾の総合的な指導力すべてがはっきりと現れてしまうので、公開しているところはほとんどありません。
私たちアビットでは、教室においでいただければ“実進学校”はいつでもお見せできます。もちろん、大手進学教室とは比べてほしくもない素晴らしい実績ですし、地元の補習塾とは次元が違います。
合格率だけをとっても、09年度から11年度までの3年間を通しても浦和・浦和一女・大宮への合格率は88.9%と高率で安定しています(11年度は合格率100%)。
さらに、11年度では人気の蕨、川口北高校へも合格率100%を達成しています(6名受験→全員合格)。
これらの高校はいずれも県や地域を代表する学校です。そして、これはアビット進学指導会の“第一志望合格率”や指導の質の高さがおわかりいただける、ごく一部の例に過ぎません。
ぜひ、今、お子さんがお通いの塾とアビット進学指導会の“第一志望合格率”と“実進学校”、何より指導そのものをぜひ比べてみてください。
あまりの違いに愕然とするに違いありません。
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