亀の子
HK Porter Story

HKポーターで製造されたサドルタンクロコは,そのスタイルと大きさから亀の子と呼ばれ,親しまれてきました.
モデルは乗工社から'77年に製品化され,その後再生産がくりかえされて,かなりの数が世に出てたようです.汎用性をねらったプラフレーム,エッチングを用いた折り曲げ構造などの先駆的なアイディアに加え,模型化にあたるディフォルメは秀逸でその特徴をよく模型化していました.1/87ナローの中でも良くまとまった素晴らしい製品のひとつだと思います.

乗工社のパワーユニットは、フレームと一体の「ツメ」でモーターを固定する設計となっています。
このツメが曲者で、モーターの位置、固定が十分でなく、ウォームギャの噛み合わせが適当なモノとなりません。
モーターをしっかりと固定しかつ位置調整が出来るようにするために、ブラケットを介してモーターを固定します。(図参照)

ブラケットは、モーターの形状に合わせて2タイプ考えられます。
図のキドマイティーだとBタイプになります。
フレーム側では、モーターを付けない状態(ギャーを組み込んだ状態)で軽く転がるように調整します。

1)プラスチックの成型時の変形のためか、軸受け部のシブいモノがあります。僕は、800〜1000番程度のペーパーで軽く研いでいます。

2)車輪、中間ギャーの横動(遊び)を殺します。(ワッシャー等で)

この上で、モーターをブラケットを介して固定すれば、当たりをとることなくスムーズに走ります。 モーターは、マシマのモノが廉価で、粘りのある走りが気に入っています。

A-type

A-TYPE:モデルは,軸配置をB-1としてシリンダー,ロッド,ホイルベースなどに手を加えた改造バージョンです.

B-type

B-TYPE:モデルは,ほぼ素組です.
ドームはノーマル,煙突をオプションパーツに交換しています.
このタイプのブラッケットは制作にチョッと手が掛かりますが,集電ブラシが未加工ですむのとモーター固定ビスが上部に来るので、調整が容易です.

ARARAGI / 2003