スノーボードスキー場で見かける多くのスノーボーダー。その数と呼応するかのように、長野五輪から正式種目になりました。半円筒形のコースの中で演技を行うハーフパイプ、ターンで斜面を滑り降りるパラレル大回転、障害物をクリアしながら滑るスノーボードクロスが行われます。
同じスノーボードでも、三つの種目はかなり異なります。ハーフパイプはコースの縁(リップ)を使って技を行い、その難度や完成度を競うもので、審判の採点で順位が決まります。それに対して、パラレル大回転とスノーボードクロスは速さを競う種目であり、トーナメント方式で順位を決めることになります。
ハーフパイプではふだんW杯には出場しない強豪選手が、五輪にはこぞって参加してくるので、毎回日本勢は苦戦を強いられています。男女とも特に強いのがアメリカです。
パラレル大回転はカナダ、オーストリア、ドイツなどが強いですね。ただ、日本の女子選手も決勝トーナメントへ進出して、上位をねらう力は持っています。
スノーボードクロスは、フランスなどアルプス諸国や北米の選手がメダル候補です。

 kyu1.gif種目別のルールとみどころ

パラレル大回転 まずは予選で2回の滑走を行い、合計タイムの上位16名が通過。決勝トーナメントでは、2人ずつの直接対決で勝者を決定します。組み合わせは、予選1位×16位、2位×15位のようになるので、下位で通過した選手は少々苦しい戦いを強いられることになります。
対戦する2名の選手は、隣り合った2つのコースを使って同時にスタートしていきます。公平さへの配慮から、1回目とは逆のコースで2回目を滑り、その合計タイムで次に進む者を決定します。
単純にタイムのみを競うのではなく、横で滑る選手を倒していく…という方式なので、思いがけないドラマが生まれたりするかもしれません。
ハーフパイプ 通常は全長120mのコースを使用し、滑り終える間に約6回の技を行います。技の難易度や高さ、演技全体の完成度などが、主な採点のポイントです。5人の審判が各10点を持ち、50点が満点となります。
高得点をねらうには、回転技やそれ以外といった、いろんな種類の技をバランスよく取り入れる必要があります。難度の高い技は審判に近い後半に集中するそうなので、そちらを特に注目すればいいんじゃないでしょうか。一発をねらって大技を入れてくる選手も多いので、見ていてかなり楽しめる種目です。
予選、準決勝、決勝とあって、それぞれ2回の試技を行い、良いほうの得点を採用します。予選の上位6名はそのまま決勝へ駒を進め、その下の12名は準決勝を戦ってうち6名が決勝へ進出。決勝は12名の選手で争って勝者を決めることになります。
スノーボードクロス コース上のバンクやジャンプ台をクリアしつつ、いかにほかの選手より先にゴールするか…というのがこの種目です。予選のタイム順(2本滑った良いほうのタイム)に、男子は上位32名、女子は16名が決勝トーナメントへ進出。そこからは、4人で滑って上の2人が次へ進む方式なので、タイムではなく「いかにほかの選手より先にゴールするか」が問題になります。
狭いコースで行うため、故意に妨害するのでなければ、同走の選手と接触してもOK。なんだか「スキー版障害物競走」って感じです。
※このページは4年前に更新したものです。最新のルールには対応していませんので、参考程度にお考えください。

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