15kmフリー(男子)
10kmフリー(女子) |
「フリー」というのは走法のことで、ノルディック複合の選手が後半のクロスカントリーで走っているあのフォーム…といったらおわかりでしょうか。フリーなので、別にどんな走法でもいいのですが、水泳の自由形でほぼ全員がクロールで泳ぐように、どの選手もスピードの出るスケーティング滑走を行っています。
レース方法には二通りあって、この種目では30秒間隔で1人ずつ選手がスタートしていきます。なので、ぱっと見ただけではだれが1位なのか全然わかりません。選手は、スタッフからライバルとのタイム差を教えてもらいながら、レースを進めています。だれが勝ったかわかるのは、全選手がゴールしてから…ということも、よくあるようです。 |
50kmクラシカル(男子)
30kmクラシカル(女子) |
「クラシカル」というのも、上記の「フリー」と同様に走法を意味します。両足を揃えて歩くような格好のフォームで、足だけでなく手もかなり使う(ストックで雪を刺すようにする)ため、上半身の力や腕力がより必要になります。大柄な外国選手と比べて日本人は体重、腕力ともに劣っているので、不利だといわれる走法です。
男女とも、常にクロスカントリー競技の最後を締めくくる種目として行われるのですが、それにふさわしい、まさに壮絶ともいえるレースです。選手が顔を雪と汗と鼻水でぐちゃぐちゃにしながら、雪の中をえんえん走り抜く姿は、見ているだけで感動してしまいますね。マラソン好きの日本の方々には、おすすめかもしれません。
また、この種目ではすべての選手が一斉にスタートしていきます。見た目ですぐに順位がわかるので、あまり詳しくない人間にはこちらのほうがおもしろいかも。集団になったり、速い選手に必死でくらいついていったりと、やはりマラソンに似た部分がありますね。 |
| パシュート |
前半をクラシカル、後半をフリーで走り、その合計タイムで競う種目です。男子は各15km(計30km)、女子は各7.5km(計15km)で行われます。スタートは一斉方式で、クラシカルを終えると、スキーを替えてフリーのレースへ。一番早くゴールした選手が勝者となります。
陸上競技なら、ゴールはトルソー(胴体、つまり頭や手足は不可)が到達した時点になるのですが、クロスカントリーの場合は足でOK。大接戦を演じている場合など、ゴール直前で足の出し合い(?)をする場面も見られたりします。形勢不利…に見えても、絶好のタイミングでひょいと足を出して勝ってしまうこともあるので、そのあたり注目したいところです。 |
| スプリント(クラシカル) |
スプリントは距離が短いだけでなく、レース方法も他種目とはかなり異なります。まず予選を行い、上位30人が決勝トーナメントへ進出。その30人が、6人ずつ五つの組に分かれて、トーナメントを戦っていきます。
レースは「用意ドン」で6人が一斉にスタート。その組で上位2名に入れば、準々決勝→準決勝へと進めます。また、それ以外にタイム順で上位2名も勝ち上がることができます。準決勝も同様に行って、最後の決勝でメダルが決まる、というわけです。決勝トーナメントになればタイムは関係なく、その組の順位のみで勝敗が決まるため、駆け引きが多く見られるのも特徴です。 |
| チームスプリント(フリー) |
前回のトリノ五輪から正式に採用されました。1チーム2名が、1周ごとにリレーしながら交互に走っていきます。スタートは一斉で、走法はフリー、準決勝と決勝の2レースでメダルが決まります。今回、日本が最も期待できる種目です。 |
4×10kmリレー(男子)
4×5kmリレー(女子) |
1チーム4人、第1、2走者がクラシカル、第3、4走者はフリーで走ります。一斉スタートで行われること、また距離が比較的短いこともあり、速い選手に根性?でくらいついていくシーンも見られたりして、なかなかおもしろい種目です。日本男子も以前は健闘していたのですが、今回は参加がないのが残念です。 |