ノルディック複合ジャンプとクロスカントリーで争われる競技です。1990年代には日本勢の大活躍が見られ、一気に注目されるようになりました。ジャンプでは瞬発力、クロスカントリーでは持久力と、相反する要素を併せ持たなければならないため、勝者には「キング・オブ・スキー」の称号が冠せられます。
前半のジャンプの成績をタイム差に換算し、後半のクロスカントリーをスタート。先着した選手(国)が勝ちとなります。以前の日本は、ジャンプで大差をつけて逃げ切る…というのが必勝パターンだったのですが、ルールの変更でジャンプの比重が軽くなったのと、他の国がジャンプに力を入れてきたのとで、近年は勝つことが難しくなっていました。しかし、2009年世界選手権の団体では、後半の接戦を制してみごと優勝。走力が大幅にアップしたことを印象づけました。幸運もあったと思うので、五輪で同様の結果が望めるかどうかはわかりませんが、願わくばおもしろいレースを見せてほしいものです。
オーストリア、ノルウェー、ドイツ、フランスなどが強国です。

 kyu1.gif種目別のルールとみどころ

個人ノーマルヒル トリノ大会までは、ジャンプ2回(ノーマルヒル)+クロスカントリー15kmで行われる「個人」と、ジャンプ1回(ラージヒル)+クロスカントリー7.5kmの「個人スプリント」の二つが個人種目だったのですが、バンクーバー大会では大きく変わりました。「個人ノーマルヒル」は、ノーマルヒルでのジャンプ1回+クロスカントリー10kmで競います。
前半のジャンプは、基本的に純ジャンプと同じ。後半のクロスカントリーは、ジャンプのポイントを時間に換算して行います(15点で1分)。まずジャンプ首位の選手がスタートし、2位以下の選手は換算したタイム差で出ていきます。10km走って、最初にゴールした選手が勝者です。
つまり、上位をねらう選手にとって、大事なのは順位ではなくタイム差だということです。後半のスタート順位が2位でも、1位との差が5分もついていたら勝ち目はないし(1位の選手の走力にもよりますが)、逆に10位でもトップから2分以内なら、勝機は十分にあります。
たいていの選手は、得意種目がジャンプかクロスカントリーのどらちかに偏っているので、得意な種目でどれだけ実力を発揮できるか…が、ポイントとなります。ジャンプが得意なら、前半でできるだけ稼いで後半も粘る、クロスカントリーが得意なら、後半に巻き返せる程度の位置につける…。どんなに走力があってもジャンプが飛べなければ、入賞はできてもメダルは難しいし、その逆もまた同様でしょう。
個人ラージヒル こちらはラージヒルでのジャンプ1回+クロスカントリー10kmで競います。上の「個人ノーマルヒル」とはジャンプ台が異なるだけです。
団 体 1か国4人のチームで争います。ジャンプは4人が1回ずつ飛び、後半のクロスカントリーは5km×4のリレーとなります。ジャンプをタイム差に換算するのは、個人種目とまったく同じです。
※このページは4年前に更新したものです。最新のルールには対応していませんので、参考程度にお考えください。

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