バイアスロンクロスカントリーと射撃を組み合わせた競技で、バイアスロンという言葉は、二つの(バイ)競技(アスロン)という意味になります。ヨーロッパの冬の狩りのスタイルが、この競技の起源です。
通常のライフル射撃と大きく異なるのは、いうまでもなくスキーで走りながら行うという点にあります。選手は走った直後の息が上がった状態で、正確な射撃を行わねばなりません。いかに早く息を整えて、射撃の体勢に入れるか…。もちろん、的を外せば距離または時間のペナルティーが待っています。
日本は強豪国と比べて、走力も足りないのですが、やはり射撃の力で大きく劣ります。ライフル銃を扱うという特性上、日本では18歳以上にならなければ訓練を行うことができず、それも、自衛隊などごく限られた場しかないからでしょう。上位に来る他国の選手がほとんど的を外さないのに対し、日本勢はたいてい数回は外し、その分のペナルティーを課せられています。世界との距離は開く一方…というイメージがある競技です。
ノルウェーをはじめとする北欧諸国、ドイツ、ロシアなどが強さを発揮しています。

 kyu1.gif種目別のルールとみどころ

10kmスプリント(男子)
7.5kmスプリント(女子)
30秒間隔で選手がスタートしていき、タイムで順位を決定します。なお、バイアスロン競技はすべてフリー走法(クロスカントリーの項参照)となります。
レース中には2回の射撃を行いますが、最初は伏射(寝そべったような格好)、次は立射というように、姿勢も決められています。一度の射撃で5発の弾丸を発射し、外せばその数だけ1周150mのコースを走らなければなりません。ペナルティコースに出ていく選手の姿には、なんだか悲壮感が漂っているような感じがしてしまいます。
20km個人(男子)
15km個人(女子)
こちらはスプリントの倍の距離で行われます。射撃も倍の4回。1回の射撃で発射する弾丸は、同じく5発です。
スプリントと大きく異なるのは、ペナルティが時間で課せられる点にあります。1発外すごとに1分が加算され、余分な体力の消耗はないものの、ペナルティコースを走る(1周約30秒程度)のに比べて、時間の負担は大きくなっています。
12.5kmパシュート(男子)
10kmパシュート(女子)
スプリントの上位60名が出場し、その上位からタイム差どおりにスタートします。ちなみにパシュートとは「前を追う」という意味で、先に出ていった選手を追いかけるところからきています。
選手は12.5または10kmを走る間に、4回の射撃を行います。5発発射して、外せばその数だけ1周150mのペナルティーコースを走ることになります。
4×7.5kmリレー(男子)
4×6kmリレー(女子)
4人の選手が、7.5kmまたは6kmずつ走る種目です。1人2回の射撃を伏射→立射で行うこと、外せばペナルティコースを走ること…は、スプリントと同じですが、リレーの場合は8発撃って5発を命中させればよいことになっています。
15kmマススタート(男子)
12.5kmマススタート(女子)
W杯上位の30名のみが出場でき、一斉スタートで争います。4回の射撃を行い、外したぶんはペナルティコースを走ることになります。スタートの時差も、あとで加算される時間のペナルティもなく、見てわかりやすい種目です。
※このページは4年前に更新したものです。最新のルールには対応していませんので、参考程度にお考えください。

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