kyu1.gifソチ五輪 結果と感想   

第13日(2月19日)
深夜にフィギュア中継を見ていて、第2グループあたりで耐えがたい眠気が…。ちょうど整氷に入ったことだし、その間だけ仮眠しよう…と横になったのですが、気がついたら村上選手が演技を終えた場面に飛んでました…(汗)。ああー惜しいところで演技が見られなかった…というか、もしかしてキムヨナ選手も見逃した…? ぬかりました。やはり、目覚ましをかけておくべきでした。こういうときに自分を信じてはいけないと、私は何度学べば気が済むのでしょうか(笑)。

■フィギュアスケート
・女子シングルSP
注目の女子シングル。SPを終えて首位に立ったのは、前回女王のキムヨナ選手(韓国)。以下、2位に地元ロシアのソトニコワ選手、3位にコストナー選手(イタリア)、4位にゴールド選手(アメリカ)ときて、今大会の注目を集めたリプニツカヤ選手(ロシア)は5位。日本勢では8位の鈴木選手が最高で、15位に村上選手、16位に浅田選手という結果となりました。
結果を受けて、ある面ではすごく予想通りだったんですけど、ある面では全然違ったというか…。まあ、予想にわりと近かったのが上位勢の顔ぶれ、完全に外れてしまったのがやはり日本勢の成績ですね。うーん、まさか3人ともフリーの最終組に残れないとは…。
8位の鈴木選手は、3トウループ−3トウループのコンビネーションジャンプに失敗。回転がまったく足りずに両足で降りてきてしまい、セカンドジャンプをつけることができませんでした。それでも、急遽次の3ルッツをコンビネーションに変更し、ミスを最小限に抑えられたのはよかったと思います。スピンステップはレベル4を揃えて、ジャンプ以外でも点を稼げたし、それに何といっても滑り自体の完成度はとても高いものがありました。月並みな言い方ですが、滑りに心がこもっていたと思います。
15位の村上選手は、最初のコンビネーションジャンプはよかったし、調子はよさそうだったのですが、次の3フリップがすっぽ抜けるミス。スピンのレベルもとりこぼしがあり、点を積み上げることができませんでした。演技自体は、ジャンプミスを除けば迫力があってとてもよかったんですけどね。村上選手のこのプログラムはとても好きなので、大舞台でノーミスの演技が見られなかったのは残念でした。
そして、最大の誤算が16位にとどまった浅田選手。正直なところ、3アクセルをクリーンに決めるのは難しいと予想はしていましたが、少しの回転不足かつ両足着氷程度で収めれば、2アクセルを跳ぶより点は稼げるはずでした。でも、今回のように転倒してしまうと、2アクセルをきれいに決めるより当然点は低いし、印象も悪くなります。それでも、残りのジャンプをまとめられればよかったんですけど、続く3フリップは回転不足(アンダーローテッド)、最後の3ループ−2ループはファーストジャンプが2回転になり、コンビネーションにすることもできませんでした。ここはなんとか、セカンドジャンプをつけておくべきだったのですが…。最初の失敗が、すべての歯車を狂わせてしまった感じです。
日本の3選手には、フリーでなんとか巻き返してもらうしかないですね。メダルは難しいと思いますが、ひとつでも上をねらってほしいです。ケガをしている鈴木選手は、その状態がはっきりわかりませんが、痛みを精神力で乗り越えてもらえるよう祈るしかありません。浅田選手と村上選手は、体調自体は悪くないと思うので(浅田選手の腰痛は、最近は出ていないようなので)、重圧をいい緊張感に変えて臨んでほしいです。もう開き直るしかないと思うので。
日本勢が力を発揮できなかったのに比べて、上位3人は本当に強かった! 私は、特に3位のコストナー選手の演技に感動しました。彼女はこれまで二度五輪に出ているのですが、実力がありながら失敗続きで、満足な成績が残せていないんですよね。世界選手権も同様で、一時はトップ10からも落ちてしまったほど。それが、数年前からようやくメンタルをコントロールできるようになってきて、一昨年は世界チャンピオンに輝き、昨年はキムヨナ選手に続く2位と、安定感も身につけています。ただ、今季はここまであまり好調とはいえず、金メダル候補の一角に上げるのはためらわれていました。
それがそれが、もうSPの滑りは最高でした。持ち味のスピードは、緊張で鈍ることもなく伸びやか。しかも、特筆すべきは、ここへきてコンビネーションジャンプの難易度を上げてきたことです。ここ数年、彼女はずっと3トウループ−3トウループだったし、先日の団体戦も同じだったので、今回も当然それでくると思ってたんですよね。それは3−3としては最も簡単な組み合わせで、3ルッツ−3トウループのキム選手やリプニツカヤ選手より、基礎点で約2点も下。互角に戦うには苦しいものがあります。けれど、彼女はこの土壇場で3フリップ−3トウループに変更してきたのです。フリップはルッツに次ぐ難易度。いくら以前は跳んでいたジャンプでも、突然難しいものに変えて、あそこまで完璧に決めてくるなんて、予想できるわけがないじゃないですか! いつの間に彼女の心臓は、こんなに強くなっていたのでしょうか。
キム選手は、なんせ寝てしまって生で見られなかったもので(汗)、若干感動度は落ちてしまうのですが、録画を見直してみて、改めてその強さを思い知らされました。本人によると出来はよくなかったみたいですけど、よくなくてあれだけの演技ってどういうこと?って感じですよ。あの豪快なルッツからの3−3を、百発百中で決めてくるんですから。
ソトニコワ選手も素晴らしかったです。力のある選手なので、ある程度の位置にくることは予想できましたが、まさかここまでやるとは。ただ、ジャンプ構成がほかの2人より弱いし、スケートそのものの技術でも少し落ちるので、点数としては72点くらいかなーと思ったのですが、なんとコストナー選手を上回る高得点! まあ、出来はよかったし、地元だし、許容範囲内でしょうかね。
金メダル争いは、ほぼこの3人に絞られたといっていいでしょうねー。それだと、やはり勝つのはキム選手かなあ。ジャンプの確実性と難易度で勝りますから。コストナー選手はジャンプ構成が少し弱いし、ソトニコワ選手は崩れる可能性があるし。ただ、ソトニコワ選手に予想以上の高得点が出ているので、ジャンプをすべて決めれば逆転で勝つ可能性もあると思います。
3人に続くのが、4位のゴールド選手と5位のリプニツカヤ選手。ゴールド選手はSPですべてのジャンプを決めたし、その勢いのままフリーに臨めると、ちょっとおもしろくなるかもしれません。日の出の勢いで注目されたリプニツカヤ選手は、SPの3フリップでよもやの転倒。もしかしたらフリーで崩れるかも…とは思ったのですが、SPは順当にくると予想してました。ただ、これで吹っ切れて、フリーをいつものように滑れれば、上位選手の出来によっては彼女にメダルが転がり込むこともありえます。
日本勢にメダルの可能性がほぼなくなって、ある意味純粋に上位争いを楽しめそう…かな。本当は、もっとドキドキしながらフリーを待ちたかったんですけどねー。それがちょっと悲しいです。

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だらだらと更新しないままでいたら、あっという間に女子SPの日になってしまいました(汗)。最近は、テレビをつければ女子フィギュア。ただし、この期に及んで「浅田真央vsキムヨナ」という切り口ばかりで、画面の中の人たちは、先日の団体戦を見ていたのかと疑ってしまいます。
昨日、友人と「女子は誰が金をとるか?」という話になって、お互い確率で予想し合ったのですが、私は40%キムヨナ選手、40%リプニツカヤ選手、10%浅田選手、5%コストナー選手、3%鈴木選手、2%その他。友人は、40%リプニツカヤ選手、30%キムヨナ選手、10%浅田選手、10%コストナー選手で、残り10%はその他という答えでした(友人の数値はうろ覚えですが…)。
ここへ来て、リプニツカヤ選手のものすごい勢いに、このまま行ってしまうのではないか…という気がしてきたんですよね。ミスの少なさ、ジャンプ構成の高さ、アピール力満点のスピンに加え、自国開催という地の利。滑りなどの基礎的な技術はまだ未熟な感じがぬぐえませんが、圧倒的な要素点(技術点)が、それをも引き上げているようです。正直なところ、私は美しいスケーティングと成熟した演技の選手に勝ってほしいのですが、こればかりは希望通りにはいかないですからねー。不安があるとすれば、今季のロシア杯で思いがけず崩れてしまった…という点でしょうか。SPでは順当に首位に立ったものの、自国ゆえのプレッシャーからか、フリーで信じられないミスを連発。勝ちはしたものの、首をかしげざるをえない演技で、冷静に見える彼女も緊張することがあるんだなーと思いましたね。
キムヨナ選手は、パーフェクトに滑れれば金かと思うのですが、友人曰く「去年のキレがまだ戻ってきていないかも」。故障で遅れた分を、どれだけ取り戻せているかだと思います。戻っていれば、スピードのある助走からそのまま跳ぶジャンプは別格。フリーで質の高い3ルッツを2本、確実に決められるのが強みです。ただ、苦手の3ループを抜いている分、リプニツカヤ選手より若干基礎点が下がります。滑りという点では勝るので、それを評価する演技構成点(PCS)でどれだけ差をつけられるか…でしょうね。
浅田選手はその2人より確実性で若干劣るのがネック。3アクセルだけでなく、サルコウ、ルッツなどにも不安が残ります。スピードがもう少しあればいいのですが。ただ、3アクセルが入り、ほかのジャンプもほぼ決められれば、ジャンプ構成では抜群に高いのが強み。特にSPでは他選手が基礎点3.3の2アクセルを入れるところを、8.5点の3アクセルにできるのですから、ここで5点以上も稼げることになります。とはいえ、回転不足(アンダーローテッド)をとられると7掛け、ダウングレードされると2アクセル扱いになり、さらに出来映え点も引かれてしまうんですよね。ここは、最低でも7掛けのアンダーローテッドで切り抜けたいところ。浅田選手のSPは、アクセル以外の構成が他選手より低いので、アクセルで稼がなければ大差をつけられることにもなりかねないからです。
コストナー選手は、なんといってもスピード感あふれる美しいスケーティングが持ち味。ステップの切れ味も素晴らしく、その点で現役女子ナンバーワンなのは、多くの人が認めるところです。流れのまま跳ぶジャンプの質もキム選手と遜色ないのですが、構成がいささか低いのが難点。彼女がすべてのジャンプを決めても、ほかのトップ選手のノーミス演技には勝てないでしょう。フリーにルッツが1本も入っていないのは、やはり痛いです(←すみません! 嘘です。ちょっと前は抜いてたんですが、今はちゃんと入ってます)。それに、確実性でも若干劣りますからねー。
鈴木選手は、美しい滑り、リズム感抜群のステップが特長。のったときは観客を巻き込む演技ができるし、ジャンプも5種7トリプル構成で、すべてを決められればかなりの高得点が望めると思います。不安なのは、団体戦でいくつか回転不足をとられてしまったことと、どうやら1月にケガをしてしまったようで…。私が現役女子で一番好きな選手なので、ここはぜひがんばってほしいのですが…。
ほかに有力なのは、まずアメリカのゴールド選手、ワグナー選手かな。ゴールド選手は、若手の中でジャンプの質が最もいいんじゃないでしょうか。ただ、崩れるときはあっさり崩れるのが欠点かな。ワグナー選手は安定した美しい演技を見せてくれますが、ジャンプの回転不足が気になります。ロシアのソトニコワ選手は、ジャンプの確実性とスピン以外は同国のリプニツカヤ選手より上だと思うのですが、この人も崩れるときはガタガタ…って感じになりますね。あとはカナダのオズモンド選手とか、村上選手とか、このへんが有力どころでしょうか。
この中で私的に「穴馬」と思うのはゴールド選手ですかねー。先日、織田信成さんがテレビで「とにかくかわいい! 美しい!」と大絶賛していたのですが、確かに私もそう思います(笑)。もちろん、美しいだけじゃなくて実力もしっかりともなってますからねー。
書いてるうちに、とっくにSPが始まってました。はたしてどういう結果になりますか…?

第10日(2月16日)
そろそろ浮上して日々の感想も書きたいし、何より仕事をしないと生きていけないのです(汗)。とりあえずたまったあれこれを片づけてから、感想にかかりたいと思います。

第9日(2月15日)
前夜に続いてまたもメダル! しかも、41歳、七度目の五輪での個人初メダルです。これは絶対に生で見るつもりだったのですが、前夜までのフィギュア観戦が精神的、肉体的にかなりのダメージを与えていたらしく…。気がついたら「葛西選手おめでとう!」の報道がされてました。あんな感動の瞬間を見逃すなんて…!

第8日(2月14日)
フィギュア日本男子初の金メダルがもたらされました。徹夜で観戦し、もうろうとしつつ歓喜した方も多かったのではないでしょうか。ただ、私にとってはいろいろと精神的にきつい観戦でした。まあ、思うようにいかないのがスポーツ。どんなに実力があって、努力したとしても、結果がついてくるとは限りませんものね。だからこそ、そのなかで精一杯競技へ取り組む選手たちに、ひかれるわけなのですが。

第7日(2月13日)
前日の感想を書けないまま、フィギュアスケートの男子シングルが始まってしまいました(汗)。すみませんが、これが終わるまでは、とてもほかの競技のことを考える余裕などありません。
4年前はバンクーバーまで行きましたが、今回は自宅で観戦です。正直、現地で同じツアーの人とわいわい言いながら見るほうが、緊張しなかった気がします。でも、自宅のほうが集中できるし、何よりテレビで日本選手のことばかりやってくれるのがありがたいです(笑)。ただ、それだからテレビに釘づけになってしまうんですけどね。

第6日(2月12日)
ノルディック複合のクロスカントリーが始まるまで、カーリングの対ロシア戦でも…と軽い気持ちで見始めたら、大接戦になってどうしても途中でやめられず…(汗)。おかげで記念すべき20年ぶりのメダル獲得レースが、半分以上見られませんでした…。まあ、最後の1周は見られたし、カーリングも勝てたし、よかったんですけどね。こう見たい競技が多いと、どこにチャンネルを合わせるか迷います(笑)。

第5日(2月11日)
スノーボードかジャンプか、どっちを生で見るかちょっと悩んだけど、予選の好調さにスノーボードを選択。おかげですんごいドキドキと歓喜が味わえました! そして、1回目と2回目の間&競技終了時に、しっかりジャンプのいいところも見られました。こちらはちょっと悲しかったですけどねー。

■スノーボード
・男子ハーフパイプ
第5日にして、ようやく日本にメダルがもたらされました! しかも平野歩夢選手が銀で平岡卓選手が銅。2人の表彰台が決まった瞬間、深夜なのに思わず声を上げてしまいました(笑)。
思えば、予選から2人は好調でした。私がテレビをつけたときは、ちょうど第2組で平岡選手が滑る少し前。平野選手の名前はよく聞いていたけれど、平岡選手については「そんな選手もいるんだー」という程度でした(汗)。それが、平野選手は難易度の高い技を確実に決めていき、なんと92点台の高得点をたたき出したではありませんか! もう、うれしい驚きでしたよ。しかも、ほぼ同時にテロップで、平野選手の第1組トップ通過を知り、これはもう決勝も生で見るっきゃない!と心に決めたのでありました。
決勝の1回目は、どの選手も完璧とはいえない出来。最後から3番目に登場した平岡選手も、着地で尻もちをついて45点台に終わってしまいます。決勝となるとやっぱり力が入るんだろうなー、みんなこういう感じで終わるのかなーと思ったのですが、そんななかで次の平野選手だけは違いました。高いエアと美しい滑りを存分に見せつけ、ミスといえば着地で一度わずかにバランスを崩した程度。1人90.75という高い点数でトップに立ちます。
ただ、最後に出てくるのは、あのショーン・ホワイト選手。予選は1人だけ飛び抜けた点数で通過しています。さすがに勝てるとは思えません。半分あきらめと、そしてすごい演技への期待ももって、私はその滑りを見つめました。平野選手よりさらに高く上がるエア、そして安定感抜群の滑りで、そのまま順当にいくと思ったのです。
ところが、ホワイト選手は思いがけない着地の失敗に加え、リップにぶつかるミスもあり、わずか35.00で1回目を終えます。トップは平野選手で平岡選手は9位。平野選手がこのまま逃げ切れるとは思えませんでしたが、かなり有利な位置には変わりありません。はたしてどんな結末になるか…。私は大きな期待をもって2回目の演技を待ちました。
1人滑り、2人滑り…。しかし、ミスが続出し、満足な演技ができる選手はなかなか現れません。もしやこのままいくのでは…と思い始めたときでした。スイスのポドラドチコフ選手が、一発逆転をねらって入れた技、試合では過去に一度しか成功させたことがない大技を、見事なまでに決めてきたのです。演技後に驚喜するポドラドチコフ選手。そして表示された得点は94.75。平野選手はこの時点で2位に落ちました。まさか、ホワイト選手以外でこんな高い点を出す選手がいるとは、完全に不意打ちを食らった感じでした。
ポドラドチコフ選手がトップを守ったまま競技は進み、あとは平岡選手、平野選手、ホワイト選手を残すのみとなっていました。張り詰めた雰囲気が会場に漂います。
そして、まずは平岡選手が終盤に2回連続で大技を決め、92.25で2位に順位を上げます。最後の技は少し勢いがなく見えてひやりとさせられましたが、しっかりと着地してゴール。歓喜の表情に、本人も満足いく出来だったことがうかがえました。でも、こちらは死にそうなほどドキドキしていたのに、インタビューによると平岡選手は特に緊張していなかったとのこと。「楽しんで行こうと思った」そうですが、口では「楽しむ」と言っても、ここまでうまくやれる選手はそうそういないのではないでしょうか。
ただし、次に滑る平野選手は抜かれて、この時点で3位。最後にホワイト選手が残っていることを考えると、ひとつでも上の順位につけておきたかったでしょう。平岡選手の演技を見て難易度を上げようと思ったという平野選手。そして上げただけではなく、1回目よりさらに高い完成度でやり遂げたのです。エアはとにかく高いし、滑りの質、技の切れ、どれをとっても素晴らしいものがあります。それに、余裕をもって着地しているから、失敗する気がしないのです。表示された得点は93.50。惜しくも1位には届きませんでしたが、平野選手はここでメダルを確定させました。
残るはホワイト選手ただ1人。おそらく、ここでトップの点をたたき出すに違いないと覚悟しました。1回目のような失敗は、もうするはずがないと思ったからです。ところが、ホワイト選手は出だしこそ高さを見せつけたものの、ところどころでひやりとさせられ…。大きなミスこそなかったものの、最後まで安定感を欠いたままで終わってしまったのです。
得点が出るまでの時間は、おそらくほかの選手と大差なかったのでしょう。でも、じりじりしながら画面を見つめているこちらには、やたらと長く感じられました。待って待って、ようやく表示されたのは90.25。平岡選手をも下回る点数で、ついに日本勢2人のメダルが決まったのです。
それにしても、あれほど強くて、絶対的な存在だったホワイト選手が崩れたのは、やはりプレッシャーゆえでしょうか。普通に滑れば金は間違いないように見えても、平野選手や平岡選手、そしてもちろんトップのポドラドチコフ選手が、ホワイト選手の何かを狂わせたのかなと思いました。
これまで注目は集めながら、力の差はどうしても埋められず、メダルに届かなかった男子スノーボードハーフパイプ。ついにここまできたかと、感無量で競技を見終えたのでした。

■カーリング
・女子予選リーグ韓国×日本
試合を目前にして、小野寺佳歩選手がインフルエンザにかかっていることが判明。日本は当分の間、控え選手なしで戦うことになってしまいました。幸い、ほかの選手は大丈夫のようですが、万が一また感染者が出れば、日本はそこで棄権になってしまいます。小野寺選手が戻ってくるまで、4人で持ちこたえてくれることを願います。
そして今日の初戦。小野寺選手が出られないことの影響は、やはりあったのでしょう。日本は韓国に12−7と、思いがけない大差で敗れることになりました。
序盤からお互い点のとりあいが続き、中盤の第5エンドまでは互角の戦いだったのですが…。第6エンドで3点を奪われ、次の第7エンドで2点をとり返したものの、第8、9、10エンドを立て続けにとられて万事休す。試合はダイジェストで見ただけなのですが、ピンチに相手の石をはじき出せず、チャンスがあっても決められない…。とにかく、ねらったところに投げられていないのがわかる、もどかしいような試合展開でした。
大事なポジションを受け持つ小野寺選手が欠けて、これからも苦しい戦いが続くことになるんでしょうか。ただ、前々回のトリノで、ここというときにスーパーショットを放つ小笠原選手(当時は旧姓でしたが)が、ものすごく格好よかった(笑)だけに、またあんな活躍を見せてほしいと思うのでありました。あとは、小野寺選手の症状が軽いものであるよう祈ることにします。

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