ball2.gif フィギュアスケート

[注:おわかりかと思いますが、とっても長文です]

「オリンピックのフィギュアがオープン化されるかもしれない」。私がこんな噂を聞いたのは、アルベールビルが終わったころだったでしょうか。一度プロになってしまうと二度とアマチュアの試合には出場できなかったフィギュアで、それはいわば「夢」でした。プロもアマもひっくるめて、一番を決めることができたらどんなにすばらしいか…。最初はその実現に疑問を抱いていた私も、ついにそれが正式決定されるに至って、期待はどんどんふくらんできていました。
期待どおり、各種目の過去の金メダリストたちは、次々と参加を表明してきました。それはもう、きら星のごとく、という表現がぴったりの豪華メンバーでした。彼らが現在のアマチュアチャンピオンとどういう戦いを見せてくれるか…。フィギュアの話題はそれでもちきり、になるはずだったのです。本当なら。
が、1994年も明けたある日、予想だにしない事態が起こったのでした。優勝候補の一角、アメリカのナンシー・ケリガン選手が何者かに襲われ、ケガを負ったというのです。フィギュアの全米選手権を目前にした、衝撃的な出来事でした。
本来ならアメリカ代表は、全米選手権の1〜3位がなると決まっています。つまり全米に出場できなければ、その時点で代表入りする資格を失うことになるのです。五輪本番での優勝候補が、何者かに襲われたせいで選考会に出られない…。ことは「金メダル候補ケリガン選手、代表落ちか」という事態にまで発展するかもしれないのでした。
が、さすがにこのときばかりは、少々事情が違いました。特例措置がとられ、彼女は無事代表に選ばれることになったのです。
それにしても、いったいだれがなんのために、そんな事件を引き起こしたのか…。彼女の偏執的なファンか、はたまた彼女のライバルたちのファンかも、とか、いろんな憶測が流れました。が、事件が起こってからいくらもたたないうちに、犯人の名前はささやかれはじめました。その名はなんと、同じくフィギュアの米国代表、トニヤ・ハーディング選手だったのです。
    

■男子シングル ■女子シングル

ウルマノフ(ロシア)
ストイコ(カナダ)
キャンデロロ(フランス)
12 鍵山正和
22 及川史弘

バイウル(ウクライナ)
ケリガン(アメリカ)
陳露(中国)
佐藤有香
18 井上怜奈

■ペア

ゴルデーワ/グリンコフ(ロシア)
ミシュクテノク/ドミトリエフ(ロシア)
ブラスール/アイスラー(カナダ)

■アイスダンス

グリシュク/プラトフ(ロシア)
ウソワ/ズーリン(ロシア)
トービル/ディーン(イギリス)
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