★陸上競技
・女子20km競歩
金 ツメレカ(ギリシャ) 1時間29分12秒
銀 イワノワ(ロシア) 1時間29分16秒
銅 サビル(オーストラリア) 1時間29分25秒
40 川崎真裕美(日本) 1時間37分56秒
・女子ハンマー投げ
予選
室伏由佳 65m33 予選敗退
・女子三段跳び決勝
金 ムバンゴ(カメルーン) 15m30
銀 デベツィ(ギリシャ) 15m25
銅 レベデワ(ロシア) 15m14
・男子400mハードル
予選
為末大 48秒80 準決勝進出
吉沢賢 50秒95 予選敗退
為末選手時自身が「出来がいい」という走りで、準決勝に進出しました。スタートからスピードに乗る為末選手らしい走りで前半をリード。後半、両隣の選手に追い込まれましたが、為末選手はある程度リラックスして走ってましたね。48秒80という、本人の設定どおりのタイムで準決勝に進出しました。
スタートから行く、という為末選手らしい走りだったし、定評のあるハードリングには安定感がありました。確かに、調子は悪くなさそうです。
・男子円盤投げ
金 アレクナ(リトアニア) 69m89
銀 ケバゴ(ハンガリー) 67m04
銅 タンメルト(エストニア) 66m66
※70m93を投げたファゼカシュ選手(ハンガリー)は、尿検体の提出を拒んだため、ドーピング違反と見なされ失格に。
・女子800m
金 ホームズ(イギリス) 1分56秒38
銀 ベンハシ(モロッコ) 1分56秒43
銅 チェプラク(スロベニア) 1分56秒43
・男子400m
金 ワリナー(アメリカ) 44秒00
銀 ハリス(アメリカ) 44秒16
銅 ブルー(アメリカ) 44秒42
・女子5000m
金 デファル(エチオピア) 14分45秒65
銀 オチチ(ケニア) 14分48秒19
銅 T・ディババ(エチオピア) 14分51秒83
★水泳(飛び込み)
・男子3m飛板飛び込み
予選
寺内健 4位 456.15 準決勝進出
寺内選手が、最後の2回の演技を成功させて、4位で準決勝進出を果たしました。途中までは小さなミスがあって、9位あたりにつけていたと思うんですけど、最後にぐっと順位を上げてきてくれました。
正直、飛び込みについては難易度とか全然わからないんですよね。唯一、このサイトに来ていただいてる方から、メールで教えてもらったのが、「板がしっかり踏める人がいい」ということ。高飛び込みと飛板飛び込みでは、そういうところが違うんだなーと思いました。そういえば、アナウンサーや解説の方も、しきりと踏み切りのことを言ってましたっけ。
それにしても飛び込みって、少しのミスでがらりと順位が入れ替わるもんですねー。失敗しやすい種目だからこそ、ミスをしないこと、たとえミスしても最小限で抑えること、が大事なんでしょうね。
★水泳(シンクロ)
・デュエット
予選前半テクニカルルーティン
1 ダビドワ/エルマコワ(ロシア) 49.417
2 立花美哉/武田美保(日本) 49.000
3 バートシック/コズロバ(アメリカ) 48.334
★カヌー/カヤック(レーシング)
・女子カヤックフォア500m
予選
日本(北本忍、鈴木祐美子、竹屋美紀子、足立美穂) 2組4位 1分36秒873 準決勝進出
★自転車(トラック)
・男子団体追抜競争
金 オーストラリア
銀 イギリス
銅 スペイン
★体操(体操競技)
・男子種目別跳馬
金 デファー(スペイン) 9.737
銀 サプロネンコ(ラトビア) 9.706
銅 ドラグレスク(ルーマニア) 9.612
・男子種目別平行棒
金 ゴンチャロフ(ウクライナ) 9.787
銀 冨田洋之(日本) 9.775
銅 李小鵬(中国) 9.762
5 中野大輔(日本) 9.762
前日のつり輪では、惜しいところでメダルを逃した冨田選手が、ようやく個人のメダルを獲得しました。
演技順は一番目。不利じゃないのかなーとか思ったりしたんですけど、最初にできたのがかえって良かったんでしょうか。着地をぴたりと決めて、メダル圏内の9.775を得ます。ただ、安泰…という点ではありません。3番目に演技したゴンチャロフ選手に抜かれて、冨田選手は2位に落ちました。
それでも、その後、冨田選手の点を上回る選手は、なかなか現れませんでした。すぐ下の9.762という点は、何人も出しているのですが、冨田選手には届かないのです。
降り技に月面を持ってきている中野選手の演技は、とても楽しみにしていたのですが、空中姿勢や着地のわずかな乱れなどもあって、得点はやはり9.762にとどまります。姿勢は仕方がないにしても、せめて着地が決まっていれば、もうひとつ上に行けたはずでした。この場面で安全策をとらず、果敢に攻めてきた中野選手には、なんとかメダルをとってほしかったのですが…。でも、次への期待を抱かせてくれる演技でした。
結局、最後まで冨田選手は、2位から落ちることはありませんでした。最終演技者・アメリカのP・ハム選手が、着地で足踏みするような動きを見せたとき、冨田選手の銀は確定しました。団体優勝の立役者が、ようやく個人のメダルを得ることができたのです。
ポーカーフェイスを保ちながらも、冨田選手はやはりうれしそうでした。唇の端をゆがめるような笑みを見ていると、なんだかこちらも微笑んでしまいそうになったのでした。
・男子種目別鉄棒
金 カッシーナ(イタリア) 9.812
銀 P・ハム(アメリカ) 9.812
銅 米田 功(日本) 9.787
9 中野大輔(日本) 8.750
こちらも、最初に演技した米田選手が、最後まで3位を守りきってメダルを獲得しました。
米田選手はとても美しい演技で、かつ大きなコバチでもって見せてくれたのですが、着地でうしろに一歩動いてしまいます。完璧ではありませんでした。得点も、非常に微妙な9.787。抜かれることは覚悟していました。
しかし、やはりプレッシャーのかかる種目別の決勝です。皆、なかなか完璧な演技ができません。優勝候補のネモフ選手も、二度のミスを犯して圏外に去りました。「これでもか」とでもいうような離れ技の連続は見事ではありましたが、着地の大きな一歩は致命的なものでした。
ただ、ここで予想外の事態が起こります。ネモフ選手の得点を不満とする観客のブーイングが、収まらないのです。確かに、あの離れ技のアピール力はずば抜けていました。それでも、ミスがあったのもまた事実です。少しざわつく程度ならわかりますが、そこまで固執するようなものではありませんでした。
演技の中断は、5分や10分では済まなかったでしょう。正直、いいかげんにしてほしいと思いました。ロシアの応援団が率先して騒いでいるようで、当のネモフ選手が収めようとしても、なかなか静まってはくれません。
長い間の中断のあと、ようやく試合は再開されました。皮肉にも、そのすぐあとに出てきたハム選手、カッシーナ選手が高得点を挙げ、銀と金を獲得しました。
あとで知ったことですが、結局、ネモフ選手の点数は訂正されたようです。騒いでいた観客は、それで満足したのでしょうか。上位の順位に変化があったわけではありませんが、「こんなのアリ?」と思ってしまいました。
それでも、米田選手がとれたのはうれしかったです。個人総合では落下してしまった鉄棒で、しっかりと自分の演技を行い、そしてメダルに到達したのはすばらしいと思いました。銅メダルが決まった瞬間、米田選手が本当にうれしそうにしていたのを見て、画面に向かって「良かったねー」と言いそうになってしまった私でした(←ほとんどオバサン)。
・女子種目別平均台
金 ポノル(ルーマニア) 9.787
銀 パターソン(アメリカ) 9.775
銅 エレミア(ルーマニア) 9.700
・女子種目別ゆか
金 ポノル(ルーマニア) 9.750
銀 ソフロニエ(ルーマニア) 9.562
銅 モレノ(スペイン) 9.487
★セーリング
・男子ミストラル級
第9レース
見城元一 15位
第10レース
見城元一 19位
・女子ミストラル級
第9レース
今井雅子 16位
第10レース
今井雅子 17位
★ソフトボール
・女子
金 アメリカ
銀 オーストラリア
銅 日本
決勝
アメリカ 5−1 オーストラリア
★卓球
・男子シングルス
金 柳承敏(韓国)
銀 王皓(中国)
銅 王励勤(中国)
3位決定戦
王励勤(中国) 4−1 ワルドナー(スウェーデン)
決勝
柳承敏(韓国) 4−2 王皓(中国)
★ウエイトリフティング
・男子94kg級
金 ドブレフ(ブルガリア) 407.5
銀 アカエフ(ロシア) 405.0
銅 ペトロフ(ロシア) 397.5
★レスリング(フリースタイル)
・女子フリースタイル48kg級
金 メルニク(ウクライナ)
銀 伊調千春(日本)
銅 ミランダ(アメリカ)
準決勝
伊調千春 Tフォール ベルテネ(フランス)
決勝
メルニク(ウクライナ) 2−2(判定) 伊調千春(日本)
銀が決まったあとのインタビューで、伊調千春選手は「うれしくない」と言い切りました。全階級制覇も期待されていただけに、自分が最初の金をとりたい、という気持ちが強かったのでしょう。しかも、決勝での負け方を考えれば、悔しいのも無理はないことでした。
ただ、この階級は、一番金が難しいと思われていた種目ではありました。伊調選手は、世界チャンピオンになってはいましたが、それは五輪実施階級ではない51kg級。48kg級でどれだけやれるかは、未知数でした。それに、選考会での伊調選手の戦い方にも、気になる点がありました。力のある相手だと、とたんに技が出せなくなってしまうのです。下手をすると防戦一方に見えて、審判の印象も悪くなるのでは…と危惧していました。
それでも、予選はラクに勝ち進みました。恐れる相手ではなかったからかもしれませんが、積極的に技を出す彼女を見て、「金がとれるかもしれない」と思うようになっていました。
ですが決勝で、恐れていた消極性が顔を出してしまいました。規定の6分を経過して、スコアは2−1。伊調選手がリードはしていましたが、必要な3点には足りません。試合は延長に入りました。
ここで、相手に1点をとられ、2−2のタイに持ち込まれてしまいます。けれど伊調選手は、どうしても点をとることができません。判定で、伊調選手は敗れました。最初の6分間であと1点とっていれば勝てたのに…。それは、決して不可能なことではないはずでした。
月並みですが、この悔しさを忘れないで、これからは守らない試合をしてってほしい…と思ったのでした。
・女子フリースタイル55kg級
金 吉田沙保里(日本)
銀 バービーク(カナダ)
銅 ゴミズ(フランス)
準決勝
吉田沙保里 7−6 ゴミズ(フランス)
決勝
吉田沙保里 6−0 バービーク(カナダ)
ほかの選手が負けても、この人だけは金をとってくれるだろう…。そんな期待どおりに、吉田選手は決勝でも力の差を見せつけました。徹底してタックルで攻める、そのスタイルは、外国選手とてわかっているはずなのに、それでもいとも簡単に足をとられてしまいます。試合を見ていても、ほとんど負ける気がしませんでしたね。結局、小刻みに点を追加していった吉田選手が、6−0で圧勝しました。
考えてみれば、やはり山本聖子選手との二度の代表決定戦が、オリンピックの決勝でもあったのかもしれませんね。山本選手が出ていれば、やはり金だったんだろうなーと思いました。
ただ、これから各国も力を入れてくることはまちがいないでしょう。いつまでも日本の天下が続くとは思えません。でも、吉田選手はまだまだ若いし、きっと次の五輪でも君が代を聞かせてくれると期待してます。
・女子フリースタイル63kg級
金 伊調 馨(日本)
銀 マクマン(アメリカ)
銅 ルグラン(フランス)
準決勝
伊調馨 4−0 ルグラン(フランス)
決勝
伊調馨 3−2 マクマン(アメリカ)
これが伊調馨選手のスタイル…とはいえ、やはりハラハラさせられました。前半、マクマン選手に2点をリードされて、「この人はいつもそうだから…」とはわかっていても、やっぱり不安は募りました。さすがに五輪の決勝となると、そう簡単に点をとらせてくれるとは思えなかったんですよね。しかも、第1ピリオドでは1点もとれなかったんですから…。
でも、第2ピリオドではまさに本領を発揮してくれました。残り1分で同点に追いつき、延長目前でタックルからバックをとって、ここで逆転の3点目を奪います。なんで、残り1分でリードされてて焦らないんだ…とは思うのですが、自分によほど自信があるのか、はたまた、いつもこういう展開だから慣れているのか…。まあ、リードされてても2点じゃ試合が決まらないから…っていうのもあるんでしょうけど。
試合前に、銀メダルをとった姉の千春選手から、「勇気を出して攻めるように」アドバイスされたのが効いたとのこと。それで、後半思い切って行けたのかなー。でも、前半からこういう攻めを見せてくれれば、ハラハラせずにすんだんですけどねー(笑)。
試合直後は満面笑顔でしたけど、時間が経つにつれて実感がわいてきたのか、表彰式では涙、涙でしたね。その顔にはまだ幼さが残ってて、試合をしているときとは別人みたいな気がしたのでした。
・女子フリースタイル72kg級
金 王旭(中国)
銀 マニウロワ(ロシア)
銅 浜口京子(日本)
準決勝
王旭(中国) 6−4 浜口京子
3位決定戦
浜口京子 4−0 サエンコ(ウクライナ)
優勝候補の筆頭は浜口選手。ただ、強敵は多くて、負けることもあるかなーとは思っていたんですね。それでも、不覚をとるとしたらモンゴメリ選手かノードハゲン選手のどちらかだと考えてました。でも、そのノードハゲン選手を破って準決勝に勝ち上がっただけあって、王旭選手はやはり強かったんでしょう。準決勝では浜口選手も一度は同点に追いついたんですが、最後は6−4で敗れてしまいました。
その後は3位決定戦に臨むことになったわけですけど、気持ちのほうが大丈夫かなぁと思いましたね。井上康生選手みたいに、一度負けてガタガタっとならなきゃいいけど、って。でも、その井上選手が励ましに来てくれたんだそうで、いい具合に気持ちの切り替えができたようです。
3位決定戦は、「銅メダルをとる」っていう意志が、ちゃんと表れてる試合でした。あわてずに着実に点を重ね、終わってみれば4−0と、相手に付け入る隙を与えませんでしたね。ただ、最後のほうは点が入らなくて、ちょっとハラハラしてしまいましたが…。
でも、試合後の表情は思いがけずさわやかで、ほっとしました。悔しさもあったはずなのに、すごくきれいな笑顔を見せてくれましたねー。右目が腫れあがってるのが、ちょっと痛々しかったですけど。
来年の世界選手権ではリベンジを果たして、心の底からの笑顔を見せてほしいです。 |