★陸上競技
・女子マラソン
金 野口みずき(日本) 2時間26分20秒
銀 ヌデレバ(日本) 2時間26分32秒
銅 キャスター(アメリカ) 2時間27分20秒
5 土佐礼子(日本) 2時間28分44秒
7 坂本直子(日本) 2時間31分43秒
まさか、金がとれるとは思っていませんでした。メダルの可能性があるとすれば、日本の選手が予想を上回る急成長を遂げていた場合で、ならば一番若く、選考会でもその片鱗を見せてくれていた坂本選手に、期待をかけたいと思っていました。もちろん、野口選手の力は知っていたし、昨年の世界陸上でも五輪切符をとるのはこの人だろうと予想もしていました。非常に好調だというのは、会見での言葉からもうかがい知ることはできましたが、やはり、世界陸上でヌデレバ選手に完敗した…そのことが頭から離れなかったのです。
それに、ラドクリフ選手の存在は驚異でした。2時間15分台の持ちタイムは、ほかの選手のレベルとはかけ離れていました。仮に彼女がアテネの気候とコースに負けたとしても、オカヨ選手、ヌデレバ選手といったケニア勢が控えています。そのすべてに勝って金を獲得することは、ほとんど不可能だと思わました。
スタートして、レースはしばらく集団で進みました。さすがのラドクリフ選手も、いきなり突っ走ることはしませんでした。ただ、終始集団の先頭に立って、「いつでも行ける」とでもいうようなムードを漂わせていましたが。野口選手はその隣か斜めうしろにいて、ラドクリフ選手を常に視界に捉えていました。土佐選手、坂本選手も集団の前のほうにつけ、「好調」という言葉がうそではないことを印象づけました。
ペースは1km3分30秒くらいで進みました。さすがにスタート時35℃の猛暑では、こうなるのも無理はありません。決して速くはないペース、それでも大きな集団は、じきに縦長になっていきました。10kmの地点では給水時に後方で転倒もあり、先頭集団の人数は10人あまりになっていました。
集団での位置どりに多少の変化はありましたが、大きな変動はないままレースは推移しました。ただ、ヌデレバ選手は集団の最後尾にいて、今にも離れそうな感じでやっとついていました。私は、昨年の夏ほどの調子ではないのだろう…と思いました。
そして20km過ぎ、それまでは集団の前のほうにいたオカヨ選手が、あっというまにうしろに下がり、ほどなくずるずると遅れ始めます。私は、どちらかといえばヌデレバ選手よりもオカヨ選手のほうを恐れていただけに、この後退は意外でした。同じケニアのヌデレバ選手は、相変わらず少々遅れかげんでついています。ケニア勢は消えたか…このときは本当にそう思ったのです。あとでそれが、大きなまちがいだったことを知りましたが。
それにしても、気象条件は想像以上に過酷なようでした。ルーマニアのオラル選手が、立ち止まって吐き始めました。同国のトメスク選手も遅れていきます。集団は、7人にまで絞られていました。先頭にはラドクリフ選手が立っています。エチオピアのアレム選手の顔も見えました。もちろん、日本の3選手もしっかりつけています。ほかにはセルビア・モンテネグロのイェブティッチ選手、そしてヌデレバ選手も最後尾ながらしぶとく粘っていました。
アップダウンもあって、20〜25kmのラップタイムは18分台に落ちました。そして、このあたりで、徐々にレースは動き始めたのです。
それまでずっと前のほうにつけていた坂本選手が、少しずつ位置を下げていきました。気がついてみれば、一団となっていたはずの7人は、かなりばらけてきていました。坂本選手とイェブティッチ選手が離されかけ、土佐選手も遅れかげんになってきます。先頭に立っているのは野口選手。ほかの選手が遅れた…というよりは、明らかに野口選手が仕掛けていました。
野口選手の横に、ぴたりとアレム選手がつけました。ですが、ラドクリフ選手はつけません。あれほどのスピードを誇った彼女が、野口選手の仕掛けに屈するとは…。彼女がこんなに簡単に後退していくという、その事実が信じられないでいました。逆に、今にも落ちていきそうだったヌデレバ選手は、意外な粘りを見せていました。
27kmを過ぎたあたりで、野口選手はスピードを上げました。アレム選手との差が、みるみるうちに開いていきます。後半に失速することの多いアレム選手だけに、これ以上ついていくのは無理だと思いました。後方では、ラドクリフ選手とヌデレバ選手が3位争いを繰り広げています。さらにうしろには土佐選手がいるはずでしたが、この時点ですでに相当な差がついていました。坂本選手はといえば、ほとんど画面にも登場しないようにになっていたのです。
30km地点で、アレム選手とは25秒程度の差があって、そこから5秒ちょっと遅れてラドクリフ選手、そしてヌデレバ選手が続きます。勢いから見て、アレム選手が抜かれることは時間の問題でした。
先頭の野口選手は快調に飛ばし、後続との差を次第に広げていきます。ここまできてようやく、「金メダルがとれるかもしれない…」そう思うようになっていました。野口選手とうしろの選手とは、勢いが全然違うように見えたのです。
しかし、後方では少々意外な変化が起こっていました。レースの中盤までは先頭集団についていくのがやっとだったヌデレバ選手が、ラドクリフ選手とアレム選手置き去りにして、野口選手を追い始めたのです。野口選手との差が、少しだけ詰まったように見えました。
この時点で貯金は30秒。これがゴールまで持てばいいのです。でも、その後も差は少しずつ、しかし確実に詰まっていきました。解説の有森さんが、「野口選手のアゴがあがっている」と指摘します。さすがの彼女にも疲れが見えていました。しかも、このあとはずっと不得意な下りが続きます。画面に捉えられるヌデレバ選手の姿が、だんだんと大きくなってきていました。最初のあの元気のなさは、いったいなんだったんだと思いました。
ちょうど36kmの地点で、ラドクリフ選手が立ち止まり、泣きだしました。また走りだしはしましたが、すぐにもう一度立ち止まって…そしてついに、道ばたに座り込んでしまいます。あまりにもあっけない、世界記録保持者のリタイアでした。
そして、野口選手はというと…。残り5キロ付近で、ヌデレバ選手との差は16秒にまで詰まっていました。5kmで16秒は、充分に逆転可能なタイム差です。しかも、その後もヌデレバ選手の姿は大きくなる一方。今にも後ろから抜き去られそうな、そんな状態に見えました。こうなったら、最後まで貯金を守りきってくれることを祈るしかありません。
ただ、野口選手と同様に、ヌデレバ選手も疲れていたのでしょう。40kmを過ぎてもタイム差は14秒。詰まりそうでいて、なかなか詰まりません。それでも、残り1kmで差は10秒となっていました。ヌデレバ選手が、野口選手のすぐうしろに迫っています。ですがそのとき、2人はすでに競技場の手前まで来ていました。
大歓声を受けて、野口選手は中に入っていきました。第1回の五輪が開催された競技場の、縦長のトラックを、野口選手は逃げに逃げます。続いて入ってきたヌデレバ選手との差は50m。驚異の粘りで追い上げてきたヌデレバ選手にも、ここでついにあきらめました。追い上げるようとする気配がなくなり…そして野口選手は、最後まで抜かれることなくゴールのテープを切ったのでした。
レース後、野口選手はシューズを脱いで、それを唇に押し当てました。42.195kmを一緒に走ってきたシューズへの、感謝の気持ちをこめて。そして、水分を補給しながらその場にしゃがみ込んでしまった野口選手を見て、極限に近いところまで体力を消耗していることを知りました。それでも逃げ切った彼女は凄いと思いました。
3位には、後方から抜いてきたアメリカのキャスター選手が入り、4位にはアレム選手、そして5位で土佐選手、7位で坂本選手がゴールしました。2人とも敗れはしましたが、表情は明るいものがありました。勝った野口選手だけでなく、遅れながらも入賞ラインは守った2人にも、賞賛の拍手を送りたいと思ったのでした。
・男子走り高跳び
金 ホルム(スウェーデン) 2m36
銀 ヘミングウエイ(アメリカ) 2m34
銅 ババ(チェコ) 2m34
・男子三段跳び
金 オルソン(スウェーデン) 17m79
銀 オプレア(ルーマニア) 17m55
銅 ブルケニヤ(ロシア) 17m48
・男子車椅子1500m
金 FIGL(ドイツ) 3分10秒91
銀 MENDOZA(メキシコ) 3分11秒35
銅 TANA(タイ) 3分11秒48
6 安岡チョーク(日本) 3分11秒75
・女子車いす800m
金 PETITCLERC(カナダ) 1分53秒66
銀 STANKOVICH(オーストラリア) 1分53秒84
銅 SAUVAGE(オーストラリア) 1分53秒92
・男子ハンマー投げ
金 室伏広治(日本) 82m91
銀 ティホン(ベラルーシ) 79m81
銅 アパク(トルコ) 79m51
※83m19を投げて金を獲得していたアヌシュ選手(ハンガリー)は、その後、ドーピング再検査を拒否したため、メダル剥奪が決定。
こんな形で、室伏選手が金をとるとは、思ってもみませんでした。なんだか、複雑な気持ちです。以下は、最初、室伏選手の「銀」が決まった時点での感想です。
メダルをとったのは、やはり優勝候補と見られていた3選手でした。
1投目、アヌシュ選手がいきなり80mを越えると、室伏選手も80mのライン上に落とし、優勝候補にふさわしい投擲を見せつけます。が、昨年の世界陸上の覇者・ティホン選手だけはファウル。しかも、お世辞にも調子がいいとはいえない様子で、早々に優勝争いからの脱落を予感させました。
室伏選手とアヌシュ選手は、2投目も80m台に乗せてきます。が、この日のアヌシュ選手はまさに絶好調。3投目にはついに83m19まで記録を伸ばし、室伏選手にプレッシャーを与えます。82m台の記録なら苦もなく出せる室伏選手も、83m台に乗せるのは容易ではありません。この記録を越える投擲が、果たしてできるのだろうか…。金メダル獲得へ、暗雲が立ちこめました。
室伏選手も、4投目には82m35まで記録を伸ばします。決して調子が悪いわけではありません。ですが、アヌシュ選手の83m19はまだまだ遠いものでした。でも、金をとるには、あと2投で越えなければならないのです。試合はいよいよ終盤に入ってきていました。
5投目は、室伏選手が好記録を出すことの多いところです。なんとかして、ここでアヌシュ選手を越えてほしい…。これを逃せば最後の1投しかありません。プレッシャーを考えると、ぜひとも5投目でアヌシュ選手を逆転しておきたいのです。
ですが、室伏選手自身、そういう思いが強すぎたのでしょうか。渾身の力をこめて投げたハンマーは、まっすぐには飛ばず、目の前のネットに阻まれてしまいます。ファウルというものがほとんどない室伏選手には、めずらしい投擲でした。私も、こういう失敗は初めて見ました。それほど大きなプレッシャーがのしかかっているのだ…ということが、伝わってきました。
室伏選手に残されたのは、あと1回の投擲のみ。最後の1投に懸けるしかないのです。室伏選手は競技場に仰向けに寝ころび、目を閉じて精神の統一を図っているようでした。こういう姿も、あまり見られるものではありません。普段なら、投擲の合間は、ハンマーをゴロゴロともてあそんだり、ほかの選手とちょっと言葉を交わしたりして、気分転換をしていることのほうが多いのです。が、アテネ五輪の最後の1投に向けて、室伏選手は最高の投擲を思い描き、己を落ち着かせようとしていました。
6投目、いつもと同じようにサークルに入った室伏選手は、ハンマーが描くであろう軌道の方向を見つめました。そのイメージどおりの投擲ができれば、勝つことはできます。室伏選手の最高の一投がここで飛び出すことを、私は願いました。
室伏選手はゆっくりと回転を始めました。そして、回転のスピードが最高に達したとき、その手から放たれたハンマーは、高く遠くへと伸びていったのです。会心の投擲を示すかのような、室伏選手の雄叫び。観衆も、大歓声とともにハンマーの行方を見守ります。そしてそのハンマーは、ちょうど83m付近に落下したのです。
微妙な位置でした。どうか、どうか83m19を越えてほしい…。そう願いながら、私は記録が発表されるのを待ちました。ですが、アナウンサーの口から出た言葉は「82m91」。アヌシュ選手の記録には届きません。わずか28cmの差で、室伏選手は金メダルを逃したのでした。
室伏選手は、頭を抱えてその場にうずくまりました。彼自身「越えたと思った」と、試合後のインタビューで言っていました。本当に、越えていてもおかしくない投擲だったのです。最後の最後ですばらしい投擲を見せてくれた室伏選手。ですが、勝利の女神は、そんな室伏選手に微笑んでくれることはなかったのでした。
4年前のシドニーで9位に終わったあと、室伏選手は文字どおり、世界のトップを走ってきました。翌年の世界陸上では銀、03年は直前の故障で出場さえ危ぶまれながらも銅を獲得。その間、現役では最高となる84m86の大記録も樹立しています。ただ、一番大事な試合で最高の一投が出せないゆえに、これまで敗れ続けてきたのです。
でも、アテネの6投目は、室伏選手の力をほぼ出し切ったものでした。だからこそ、この投擲が、アヌシュ選手の記録を越えたものであってほしかった…。金メダルをとってほしい投擲だったのです。
でも、この日のアヌシュ選手の投擲が、それ以上にすばらしかったということなんでしょうね。それはわかっているけれど、やはり無念な思いはぬぐいされない、男子ハンマー投げの決勝でした。
・男子100m
金 ガトリン(アメリカ) 9秒85
銀 オビクウェル(ポルトガル)
銅 グリーン(アメリカ) 9秒87
★水泳(飛び込み)
・女子高飛び込み決勝
金 ニューベリー(オーストラリア) 590.31
銀 労麗詩(中国) 576.30
銅 トゥアキー(オーストラリア) 561.66
11 宮崎多紀理(日本) 479.10
★野球
・男子
予選リーグ
ギリシャ 6−1 日本 日本は予選リーグ1位が決定
★バスケットボール
・女子
予選リーグ グループA
ギリシャ 93−91 日本 日本は9−10位決定戦へ
地元ギリシャに大声援が送られる中、日本も健闘して大接戦を繰り広げたのですが…。惜しくもわずか1ゴール差で敗れ、決勝トーナメント進出を逃しました。
前半はギリシャにリードを許しましたが、後半の第3クオーターで63−63の同点に持ち込み、勝負は最終の第4クオーターへ。最後までとったりとられたりの展開が続きましたが、結局は敗れてしまいました。
たった2点で入賞を逃してしまうことになる…というのは悔しいですねー。アトランタでは実力の差がありすぎて、負けても仕方ない…って感じの試合が続きましたけど、今回はそうじゃなかったし。
ただ、日本チームにはアジア予選ですごい感動を味わわせてもらったし、力は確実についてると思うので、これからの躍進を願いたいです。とりあえずは最後の試合、悔いのないように臨んでほしいですね。
★自転車(トラック)
・女子個人追抜競争
金 アルマー(ニュージーランド)
銀 マクティア(オーストラリア)
銅 ゼイラート・ファンモールセル(オランダ)
★馬術
・障害飛越個人
1次予選
18 渡辺祐香 3
47 林 忠義 8
60 杉谷泰造 12
66 小畑隆一 14
★フェンシング
・男子エペ団体
金 フランス
銀 ハンガリー
銅 ドイツ
3位決定戦
ドイツ 37−29 ロシア
決勝
フランス 43−32 ハンガリー
★体操(体操競技)
・男子種目別ゆか
金 シューフェルト(カナダ) 9.787
銀 ドラグレスク(ルーマニア) 9.787
銅 ヨブチェフ(ブルガリア) 9.775
6 中野大輔(日本) 9.712
7 米田 功(日本) 9.662
・男子種目別あん馬
金 滕海浜(中国) 9.837
銀 ウルジカ(ルーマニア) 9.825
銅 鹿島丈博(日本) 9.787
8 冨田洋之(日本) 9.062
うーん、鹿島選手、メダルとっても全然うれしそうじゃなかったですよねー。表彰式でほんの少し笑顔が見られた以外は、堅い表情のまま。「負けた」という悔しさしかなかったようです。
優勝候補の中で最初に出てきたのはウルジカ選手。速い動きでアピールし、9.825の高得点をたたき出します。ただ、鹿島選手とて、予選では9.812を出しています。ウルジカ選手を上回る可能性はありました。
そして、ウルジカ選手の次に登場した鹿島選手は、期待どおり大きな演技を見せてくれました。長い手足を存分に生かしての旋回はダイナミックで、かつ美しいものでした。ですが、得点はウルジカ選手には及ばない9.787。鹿島選手の金メダルは消えました。
その後の選手は、なかなか鹿島選手を上回ることはできませんでした。日本の冨田選手もあん馬は非常に得意としているのですが、途中の旋回でバランスを崩して落下し、8位に終わります。そして、残るは最後の演技者、中国の滕海浜選手だけとなっていました。滕選手は昨年の世界選手権で、鹿島選手と同点で金メダルを獲得している有力選手です。ウルジカ選手も不安の入り交じった視線を、滕選手に投げかけていました。
滕選手の演技は、美しい姿勢で見せるものでした。ただ、後半は少し減速した部分もあり、素人目には鹿島選手と比べてそれほど勝った演技には思えませんでした。ですが、表示された得点は…9.837。ウルジカ選手をも上回る高得点で、滕選手が金メダルを獲得したのです。
銅メダルが決まった鹿島選手の顔に、笑みはありませんでした。憮然とした表情で、喜ぶ滕選手をながめていました。やはり、世界チャンピオンとして、期するものもあったのでしょう。負けたのは仕方ないとしても、得点差に納得できないものもあったのかもしれません。
表彰式で、ようやく笑顔を見せた鹿島選手でしたが、やはりそれは「喜んでいる」という顔ではありませんでした。次はなんとしてでも金をとる、そんな気持ちでいたのでしょうか。来年の世界選手権では、一段と進歩した演技が見られるかもしれない…。悔しさはあるけれど、これからの鹿島選手に期待していたい…そう思える表彰式だったのでした。
・男子種目別つり輪
金 タンパコス(ギリシャ) 9.862
銀 ヨブチェフ(ブルガリア) 9.850
銅 ケキ(イタリア) 9.812
4 冨田洋之(日本) 9.800
・女子種目別跳馬
金 ロス(ルーマニア) 9.656
銀 ハッチ(アメリカ) 9.481
銅 パブロワ(ロシア) 9.475
・女子種目別段違い平行棒
金 ルパンネ(フランス) 9.687
銀 ハンフリー(アメリカ) 9.662
銅 クペッツ(アメリカ) 9.637
★ボート
・女子軽量級ダブルスカル
金 ブルチカ/ALUPEI(ルーマニア) 6分56秒05
銀 REIMER/ブラスベルク(ドイツ) 6分57秒33
銅 ファンデルコルク/ファンエーペン(オランダ) 6分58秒54
・男子軽量級ダブルスカル
金 クハルスキ/シチ(ポーランド) 6分20秒93
銀 デュフール/TOURON(フランス) 6分21秒46
銅 POLYMEROS/SKIATHITIS(ギリシャ) 6分23秒23
6 武田大作/浦和重(日本) 6分24秒98
メダルを目指した日本のペアでしたが、残念ながら目標には届きませんでした。レースの前半は上位の2艇以外ほとんど差はなくて、日本ペアにもメダルの可能性は充分あったのですが…。結局は6艇中の最下位に落ちてしまいました。力の差を思い知りましたね。
談話では2人ともものすごく悔しそうで、入賞でも全然うれしくないという感じ。ただ、シドニーのときより力がついているのも確かだし、次の北京を目指してほしいですね。
・男子軽量級舵なしフォア
金 デンマーク 6分01秒39
銀 オーストラリア 6分02秒79
銅 イタリア 6分03秒74
・女子クオドルプルスカル
金 ドイツ 6分29秒29
銀 イギリス 6分31秒26
銅 オーストラリア 6分34秒73
※3位でゴールしたウクライナは、チームの1人オレフィレンコ選手の尿が興奮剤に陽性反応を示したため、メダル剥奪が決定。
・男子クオドルプルスカル
金 ロシア 5分56秒85
銀 チェコ 5分57秒43
銅 ウクライナ 5分58秒87
・女子エイト
金 ルーマニア 6分17秒70
銀 アメリカ 6分19秒56
銅 オランダ 6分19秒85
・男子エイト
金 アメリカ 5分42秒48
銀 オランダ 5分43秒75
銅 オーストラリア 5分45秒38
★セーリング
・女子ヨーロッパ級
金 スンドビー(ノルウェー) 47.0
銀 シュミドバ(チェコ) 65.0
銅 リビェルグ(デンマーク) 74.0
24 佐藤麻衣子(日本) 23.0
最終レース
佐藤麻衣子 23位
・レーザー級
金 シェイド(ブラジル) 55.0
銀 ゲリツァー(オーストリア) 68.0
銅 ズボガル(スロベニア) 76.0
35 鈴木國央(日本) 281.0
最終レース
鈴木國央 27位
・49er級
第10レース
中村健次/高木正人 14位
★射撃(ライフル射撃)
・男子50mライフル3姿勢
金 賈占波(中国) 1264.5
銀 アンティ(アメリカ) 1263.1
銅 プレーナー(オーストリア) 1262.8
16 柳田 勝(日本) 1159
★射撃(クレー射撃)
・男子スキート
金 ベネリ(イタリア) 149
銀 ケンパイネン(フィンランド) 149
銅 ロドリゲス(キューバ) 147
★ソフトボール
・女子
準決勝
日本 1−0 中国
3位決定戦
オーストラリア 3−0 日本 日本の銅メダルが確定
粘った日本チームも、ここで力尽きた…という感じです。中国との試合は、やはり点がとれないまま延長へ突入。なんだか、いや〜なパターンを思い出してしまったのですが、そんな予感を断ち切ってくれたのは宇津木選手でした。1死三塁の場面で、見事なタイムリーツーベース! 日本がついに1点をリードします。二塁の塁上で涙ぐんでいた宇津木選手に、彼女の「この一打にかけた思い」が見てとれました。やっぱり、この人が打たないと日本は勝てない、って思いましたね。
その裏、中国もランナーを三塁まで進めますが(延長では無死二塁の状態でスタートします)、センターフライを捕った山田選手が絶妙のバックホームを見せ、ランナーはホームでタッチアウト。これでゲームセットとなり、日本の3位以上が確定しました。
残念ながら、次のオーストラリア戦では完敗…。ただ、今回は予選から力の差を感じていたので、「仕方ないかなー」という気持ちのほうが強いです。前回のシドニーで貧打に泣き、打撃さえ向上すれば…と思っていたのですが、その課題が克服されないまま五輪に臨んでしまったのが敗因でしょうか。投手陣のレベルが非常に高く、あまり打てなくても勝てることが多かったんで、危機感が希薄になっていたのかもしれません。結局は、好投するピッチャーを見殺しに…という試合が多く見られました。
ソフトボールがこれからも五輪の競技として存続していくか、それはちょっとわかりませんけど、実施されるなら、次からは打てるチームに…投手陣が打ち込まれても打線がカバーできるチームになって、五輪の舞台に帰ってきてほしいですね。
★卓球
・女子シングルス
金 張怡寧(中国)
銀 キム・ヒャンミ(北朝鮮)
銅 金ギョン娥(韓国)
3位決定戦
金ギョン娥(韓国) 4−1 リ・ジャウェイ( シンガポール )
決勝
張怡寧(中国) 4−0 キム・ヒャンミ(北朝鮮)
★テニス
・男子シングルス
金 マス(チリ)
銀 フィッシュ(アメリカ)
銅 ゴンサレス(チリ)
決勝
マス(チリ) 3−2 フィッシュ(アメリカ)
・女子ダブルス
金 李テイ/孫甜甜(中国)
銀 マルティネス/ルアノパスクアル(スペイン)
銅 スアレス/タラビーニ(アルゼンチン)
決勝
李テイ/孫甜甜(中国) 2−0 マルティネス/ルアノパスクアル(スペイン)
★バレーボール(インドア)
・女子
予選リーグ グループA
日本 3−0 ケニア 決勝トーナメント進出
とりあえずは、決勝トーナメント進出を果たしてくれてホッとしてます。日本がケニアに負けるはずはないと思ったし、ギリシャがイタリアに勝てるはずがないとも思ってたけど、やはり終わってみるまではわからないですからねー。
ただ、ケニア戦も、第1セットは簡単にとれたんですが、次のセットからは手こずる場面もあったりして、ちょっとだけ不安になってしまいました。ケニアに簡単に勝てないようじゃ、このあとへの期待も持てないですよねー。
それでも、ストレートで勝てて「ほっ」。数時間後、ギリシャが負けたと知って、やっと安心できたのでした。
ただ、A組を4位で通過した日本の、準々決勝の相手はB組1位の中国。まあ、強い相手と戦って負けたほうが、あきらめもつくかしら…。メンバーの故障などもあって、なんだかギクシャクしたところもあった日本チームですが、ここまできたら思い切り戦ってきてほしいですね。
★レスリング(フリースタイル)
・女子フリースタイル48kg級
予選1回戦
伊調千春 テクニカルフォール ベリズル(カナダ)
予選2回戦
伊調千春 フォール ワーグナー(ドイツ)
・女子フリースタイル55kg級
予選1回戦
吉田沙保里 テクニカルフォール 孫冬梅(中国)
予選2回戦
吉田沙保里 テクニカルフォール ジャンピッコロ(イタリア)
・女子フリースタイル63kg級
予選1回戦
伊調馨 テクニカルフォール ゴロフチェンコ(ウクライナ)
予選2回戦
伊調馨 6-2 カルタホワ(ロシア)
・女子フリースタイル72kg級
予選1回戦
浜口京子 8 - 4 モンゴメリ(アメリカ)
予選2回戦
浜口京子 テクニカルフォール ズラテバ(ブルガリア)
伊調姉妹と吉田選手は、まあ大丈夫だろう、と思っていたとおり、順当に予選リーグを通過。伊調馨選手だけは、ちょっと手こずったところもあったみたいですが、まあ、通過すればすいい、ということで。
で、初戦から、最大のライバル・モンゴメリ選手に当たってしまった浜口選手ですが、こちらも激戦を制してしっかり次に駒を進めてくれました。出だしで浜口選手が、いきなり3ポイントを奪ったのが大きかったですねー。その後も、ポイントを返される場面はありましたが、最初のポイントにものをいわせて逃げ切りました。でも、こんな強い選手同士が予選リーグで当たるというのもねー。レスリングにもシードがあればいいのに。 |