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開設日 2002年1月14日

     日々の雑記     

10月13日
昨日、帰宅するのが遅れ、余裕で間に合うはずだった男子団体決勝をほぼ見逃してしまい、少々ショックな私です。正確にいうと、帰ってテレビをつけたら、最終種目の鉄棒が始まるところでして、日本はその時点で僅差の2位。そして、トップバッターの田中和仁選手は、期待どおりにまとめて逆転へ望みをつないでくれたんですよね。
ですが、続く田中佑典選手、内村航平選手はともに落下。しかも、失敗したのはどちらもコバチで、正直「これは大丈夫だろう」と思っていた技でした。内村選手なんて、手を離した瞬間、あまりにも勢いがつきすぎていて、一瞬、これで降りるのかと勘違いしたほどですもんねー。あれでは遠すぎて、持てなかったのも無理はないと思いました。それでも、なんとか2位に踏みとどまってくれてよかったのはよかったんですけどね。やっぱりチャンスがあっただけに、残念な気持ちが強いです。
ただ、私はその部分しか見られなかったけど、つり輪と跳馬、平行棒ではトップの点だったというし、金は完全に射程圏内にあるんですよね。これは、喜びをロンドン五輪にとっておいたのだと思って、来年を楽しみに待つことにします〜。
で、今日は女子個人総合です。仕事をなんとか片づけて、やってきました東京体育館。ここは4年前に、フィギュアスケートの世界選手権が行われた会場で、4日間通いつめた思い出深いところです。わりにコンパクトで、スタンド席でも近くて見やすいのがいいんですよねー。高いアリーナ席が、見にくそうな端っこに設定してあったのが謎ですが…。私はスタンドSSの前方に座ったのですが、臨場感があってかなり満足でした。そして、こんな見やすい席が、直前の先週金曜日にとれたことにびっくり。スケートもこうならいいのに…。
あー、毎度前置きが長くてすみません。ここから競技の感想にいってみます。
実は、体操競技を生観戦するのは、本当に初めてなのですが、四つの種目で、同時に演技するのは、わかっていたつもりだったけどやっぱりとまどいました。スケートだと一人ずつしか出てこないし(今回、スケートは観客に優しい競技だと実感)、陸上競技なんかも、競技場のあちこちでいろんな種目が行われてるんですけど、実際に走ったり投げたり跳んだりしている時間は、中長距離以外はわりと一瞬なので、コツさえつかめばいいところは逃さずに見られるんですよ。でも、体操の場合は本当に同時進行で、そのうえ自分がど素人で「なにを置いても見るべき選手」がわかってないから、どこを見ていいかわかんなくて…。あっちこっち、キョロキョロしてました(笑)。
それでも、個人総合の場合は24人が4班に分かれて演技する…ということはさすがに知っていたので、予選1〜6位のトップグループと日本選手、あとはうしろにいた体操をやっているらしい小学生が、いい選手が出てくるたびに「○○だ!すごい〜」などと教えて?くれるので、その声を頼りに見ておりました。
そんな感じで、見る態勢はなんとか整ったのですが、期待に満ちた1種目からいきなりショックな事態が起きてしまいます。なんと、鶴見選手が得意の段違い平行棒で落下。低いバーから高いバーへと移る際に手が届かず、そのまま落ちてしまったのですが、大きな離れ技とかではなく、比較的簡単そうな(簡単に見える)箇所での落下に驚きました。鶴見選手自身も動揺したのか、最後の降り技でも乱れて、なんと最下位からのスタートとなってしまいます。調子がよくなかったんでしょうか? それでも、その後は徐々に追い上げて、最後は15位で競技を終えました。
田中選手のほうも、得意のゆかで手をつくミスが出たのが残念。でも、体操選手にしては大柄な体格で、演技も見栄えしますよねー。小さくて飛び跳ねるばかりの選手だけでなく、こういう選手がいることがうれしいです。
そして、トップグループの選手たち。テレビの画面からでもわかったけれど、やっぱり身体の動きがちがうなーと、生で見てより強く実感しました。とにかく、身体のキレ、バネがすごいし、加えてリズム感、美しさなどなど、それぞれの持ち味もはっきり打ち出してるんですよねー。トップグループが最後に行うのは、ご存じ「ゆか」なのですが、やっぱりこの種目では、選手の個性がすごく出てくる感じがしました。
予選2位で、最後から2番目に演技したウィーバー選手は、リズミカルな動きと圧倒的なバネで観客を魅了。ゆかでは、やはり目を引きます。とにかく躍動感にあふれていて、目が離せませんでした。続く最終演技者のコモワ選手は、「白鳥の湖」にのせてバレエを思わせるような動きを見せ、うっとりさせてくれます。ただ、ほんの少しだけ、着地ではっきりわかるミスがありました。技の難度はわからないので、双方がノーミスならどちらが上…とかは言えないけれど、やっぱりあの小さなミスが最終順位を決めたのかなーと思いましたね。
得点が表示されたであろう瞬間、飛び上がって喜ぶ関係者の姿が見えたのですが、あとで「あれはウィーバー選手のコーチだったんだ」と思い当たって納得。そりゃ、最終で大逆転を果たせば、あれだけ喜んでも納得です。そして、会場ではわからなかったんですけど、コモワ選手のほうは人目もはばからずに泣いていたのですね。ここまでずっとトップできてたんだから、無理もないですよねー。でも、双方どんなにいい演技でも、白黒はっきりつけなきゃならないのがスポーツなんだなーと、改めて感じました。だからこそ、見ていてもおもしろいんでしょうけど。
それにしても、今回は金メダル候補が16歳、ライバルたちも16歳…っていうか、表彰台に上がった3人全員が16歳。やはり、低年齢の選手が圧倒的に有利な状況は、そうそう変わらないんですね。でも、田中選手とか、日本でも20歳を過ぎて力を伸ばす選手も出てきたし、そういう選手にもがんばってほしいです。やっぱり、円熟味というかなんというか、若い選手とはどこか違いますから。

10月11日
この3連休のうち、2日間はスケートの近畿選手権を現地観戦していて、ろくにテレビを見ていない間に、体操の世界選手権が始まってました。私は9日の男子予選と、今日の女子団体決勝をテレビ観戦した程度なのですが、今のところ、フジテレビの「試合の流れが全然つかめない」中継に、うんざりさせられております。
こういうのって、日本選手の演技だけ見せればいいってもんじゃないですよねー。外国のトップクラスの選手や、順位を左右する場合などなど、映さなければならない演技は絶対にあると思うんですよ。それがないと「スポーツ観戦」をしている気分になれませんもん。スケートの中継のときも思うんですけど、なんで臨場感とかドキドキワクワク感とか、大切なものをないがしろにしてしまうんでしょうね。あー、NHKの中継が懐かしい。もちろん、地上波でやってくれるのは、多くの人の目にふれることになっていいと思うんですけど、とにかくアマチュアスポーツを、よく知らないままバラエティ化するのはなんとかしてほしいもんです。
あと、今日の女子決勝は、さすがに少しは外国選手も映してくれましたけど、そのときに限って突然画面が小さくなって、データ放送のようになるのは、これまたなんとかならないんですかねー。情報を出してくれるのはいいけど、演技前にちょこっと見せれば、それで十分だと思うし。それから、ジャニーズの方々は…使わないとだめなんですかねー。だめなんだろうなぁ。
いかん、このままだと愚痴だけで終わってしまいそうなので、ざっと今日の感想を書いてみます。
予選は5位で通過して、期待を抱かせてくれた日本女子ですが…。大事なところでミスを連発し、7位という少しだけ残念な結果になってしまいました。さすがにメダルは無理だと思ってたんですけど、やっぱり5位はキープしてほしかったかなーというのが正直なところ。最高の演技で7位なら、それはすごくうれしいことなんですけどね。選手も上をねらってただろうし、やっぱり残念でした。
でも、その中でも、寺本明日香選手の度胸のよさには感心させられました。予選の跳馬で、急な起用にもかかわらず思い切りのいい演技を見せたかと思うと、今日の決勝では出場した3種目すべてで安定感を発揮。ただ、体操に関してど素人の私は知らなかったのですが、もともと跳馬は得意なんだそうですね。だけど、左足に故障があって、当初はこの種目から外れていたのだとか。
種目別の段違い平行棒で決勝に残っているので、まずはそれが楽しみ。来年のロンドン五輪までに、どれだけ成長してくれるか、要注目ですねー。
鶴見虹子選手は、やっぱり段違い平行棒の失敗が残念でした。ゆかでは、ほかの2選手が失敗するなか、一人踏ん張ってくれて、「さすがエースだなー」と思わせられたのですが…。失敗して止まってしまった技は、練習段階からしっくりきていなかったようだから、仕方ないんでしょうか。やっぱり、不安を抱えて演技に臨むといかんのだろうなーと、当たり前のような感想を抱いてしまったのでした。
田中理恵選手は、こちらも見せ場のゆかで手をついてしまったのが残念! やっぱり見ていて楽しい選手だし、段違い平行棒ではキラキラしてたし、ゆかでもああいう笑顔が見たかったです〜。10代の選手がほとんどの体操界で、20歳を過ぎてから代表入り。さらには新しい技にも取り組んだりしてるし、こういう選手にどんどん出てきてほしいと思うんですよねー。だって、若い選手には絶対に出せない味があるじゃないですか。本当にがんばってほしいです。
でも、少し前の日本女子体操といえば、五輪の出場権をとれれば御の字なレベル。正直、こんなに楽しみに見られる日がくるとは、思ってもみませんでした。上り調子なときって、選手も生き生きしているし、来年までこの勢いのまま行ってほしいです。
ただ、アメリカやロシアの選手は、やっぱり実力が全然違うなーと思い知らされたのも事実。今日、少しだけ映った、おそらく超有名な選手たち(無知でスミマセン)は、なんつーか、バネが全然違いますもんね。ゆかなんて、本当に弾んでましたもん(まあ、弾むようにつくられてるんですけど)。でも、そういう選手たちが見られるのも、体操の醍醐味のひとつなんで、せめて個人菜総合からはもっと見せてほしいと思うのでした。
実は今回、せっかく日本で開かれるんだから…と、思い切って東京まで観戦に行くことにしました。13〜14日の、男女の個人総合を見てきます〜。これで少しは「脱・素人」できるようにがんばります(笑)。

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