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年末年始は恒例のジュニアトーナメント観戦に出かけた。
2001年の終わりには、千葉県柏市の吉田記念テニス研修センター(TTC)にピーナツカップ。2002年の初めには都内、京王テニスクラブの京王ジュニア。
どちらの大会でも12、14歳クラスを中心に見たが、この年代の子供たちは何とテニスがうまいことか。全体のレベルは高く、かなりのセンスを持つ子も複数目につく。ジュニアトーナメントならではの楽しい雰囲気の中で、彼らのナチュラルな動き、小さい体で上手にこなすスピンサーブ、果敢にチャレンジするネットプレーを見ていると、コートサイドのわたしまでウキウキした気持になる。
ただし、これは今に始まったことではない。日本の若年ジュニアが世界水準を越えているのは、もうずいぶん前からのことである。しかし、残念ながら18歳以下のクラスになると世界レベルから大きな遅れをとってしまうのである。
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昨年3月、3人息子を伴ってフロリダのホップマンキャンプを訪れた専修大の佐藤雅幸教授は、ジュニアをとりまくテニス環境の違いが理由ではないかと分析した。住居と学校とコートの距離、気軽に出場できるジュニアトーナメントの数、トッププロの練習や試合を間近に見る機会などが、日本の子どもは恵まれていないというのである。
確かにそれもあるだろう。
しかし、だからといってアメリカだけが強いわけではない。ヨーロッパやアフリカ、南米など、経済的にも、環境面でも日本より恵まれているとは思えない地域からも多くのトップ選手が出現している。
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幼年時から、いい道具を使って専門家のレッスンを受けることができる日本のジュニアは、12〜14歳まで世界トップレベルである。大きな可能性を秘めた金の卵が、プロとして大成できないなら、中学〜高校生の間に何か問題があるのだろう。第二次成長期、そして思春期という大切なときに、日本のジュニアたちはテニスへの夢を抱けずにいるのではないか。あるいは、ぼんやりと思い描いた夢を具現化する方法を見つけられずにいるのではないか。
解決法の一つとして、わたしは日本のジュニアプレーヤーたち、そして彼らの父兄とコーチたちにテレビ観戦をすすめたい。
地上波での放映こそ少ないが、BS、CS放送などのテニス番組はけっこうある。スピード感やボールの回転などは伝わりにくいが、テレビ観戦ならボールのコースやポジショニングがよくわかる。ときにはグリップやフットワークまではっきり見ることができる。ただ勝敗だけを見るのではなく、どこへ打つのか、どうやってポイントを取るのかに注目することで勉強ができる。
テレビで世界最先端のテニスを見、目指すべきテニスを明確にイメージすることができるのだ。確認のために雑誌の連続写真を利用してもいい。当代一流のテニスに、たとえテレビ画面を通してでも触れていてもらいたい。そこから正しいテクニックを学び、そこに大きな夢を抱くことができる。 |