〜季節のメッセージ 2002年冬〜


<一番橋からの玉川上水>
朝起きると、窓を開けて隣りの畑に目をやります。
霜の下り具合で今朝の冷え込みがどんなものかを見るの
です。別に見なくても床から出れば、戸建て特有の寒さ
を肌に感じるのですが…。
「さむい!」きょうは何回つぶやくことやら。


教会近辺の冬の風景はなかなかのものです。玉川上水と
いう豊かな自然があるおかげですが、今はカルガモたち
が戯れています。一番橋に立って「グワッ、グワッ」と
鳴きまねをすると、下流から、また上流から10羽ほど
集まってきます。橋からえさをあげている人がいるので
しょう。ちょっと自然味に欠けます。

夜、同じ橋から夜空を見上げると格別なものがあります。
大きなケヤキの枝々の間からきらきらと星が見えるので
す。星を眺めながめていると、天地を造られた神様の偉
大さを身近に感じます。思わず、「かみさま」と呼びか
けたくなります。明日やらなければならないこと、解決
すべき問題、教会の将来などと煩っていても、橋から天
を見上げた時「大丈夫…そう、大丈夫。」と安堵感を覚えるのは、橋向こうの駐車場に車を
置いてくる私だけの恵みです。

教会の庭先を覗き込むと、ユリの葉が短く出ているのに気がつきます。冬の間、草花はただ
じっと耐えているのではありません。春に向かってヴィジョンを抱き続けながら、冷たい土
の中で着々と準備をしているのです。私たちの教会もそうありたいと思いました。
暖かい春を体感すること、つまり祝福の結果を得ることだけが祝福ではありません。
その祝福に至る過程にいる時(冬の間)にもなお抱いたヴィジョンを信じ続けることができ
る、そんなしあわせ者になりたいです。


「これらの人々はみな、信仰の人々として死にました。約束のものを手に入れることは
ありませんでしたが、はるかにそれを見て喜び迎え、地上では旅人であり寄留者である
ことを告白していたのです。」へブル11:13