〜季節のメッセージ 2005年春〜

ほら、冬は過ぎ去り、大雨も通り過ぎて行った。
 地には花が咲き乱れ、歌の季節がやって来た。
 山鳩の声が、私たちの国に聞こえる。」
                雅歌2:11


イスラエルの冬は雨期です。2、3日激しい雨が
降り、2、3日晴れるということが繰り返されます。
雨期である冬が終わると、イスラエルでは一斉に
花が咲き乱れます。ガリラヤの丘の斜面には野生の
アネモネ、クロッカス、ポピーなど色とりどりの野
花が燃え立つように輝きます。
山上の説教でイエスが「野のゆり」を例に御国の
教えを語られましたが、ガリラヤに群生している
花々を指差してのことです。
「春」は霊的な解釈では、人生の青春や希望、喜び、愛の時を意味します。解釈
を聞かずとも、実際に萌え出る草木を見、咲き誇る満開の桜を見るならば、希望
と喜びに直結しているように感じてなりません。感覚的なものだけではなく、春
の草木も私たちも神に造られた被創造物同士、創造者である神を讃えるようにお
造り下さっていると信じるのであります。「被造物全体が今に至るまで、ともに
うめ」いている(ローマ8:22)状態の中であるにもかかわらず、希望を抱いて
賛美できるのであれば、将来、「私たちの体の贖われる」(ローマ8:23)時が
来たときには、どうやってその喜びを表現したらよいのでしょうか。
ローマ書のみことばを続けて引用します。「私たちは、この望みによって救われ
ているのです。目に見える望みは、望みではありません。・・・もしまだ見ていない
ものを望んでいるのなら、忍耐を持って熱心に待ちます。」(24・25)   
桜は今が見頃です。
それが終わる頃、上水沿いの木々の息吹く姿を
見ることができます。
何とも淡い若草色を表現できるのは神だけで
しょう。