プロフィール

 現在、日本を代表する大編成ブラス・アンサンブルの一つである 「アンサンブル・ペガサス・トウキョウ ENSEMBLE PEGASUS,TOKYO」 (以下EPTと略す)は結成以来、海外公演を中心に活動を行って来た。 2002年9月のチェコ演奏旅行においてはG.マーラー生誕の町であるイーフラヴァ、世界遺産の町テルチ等3カ所で公演を行い、 現地の新聞紙上で絶賛された。また2003年9月のオーストリア演奏旅行では、ウィーンにおいて「子供のためのファミリーコンサート」、 さらにザルツブルク近郊で行われている「アスパッハ・ヨーロッパの夏」音楽祭に招待され演奏し、好評を博した。 2005年9月には北欧演奏旅行を行い、スウェーデンのヨーテボリ、ノルウェーのオスロ等計4カ所で公開講座と演奏会を行なった。 2006年8月にはアスパッハでの音楽祭に再び招待され、ウィーンと共に2カ所での演奏会を行っている。 国内では、これまでに年1回の自主公演を含め東京、広島、名古屋等で演奏活動を行なっている。


 EPTのメンバーは、日本各地の音楽大学の教員および職業オーケストラ等の演奏家から成るコア・メンバーと、 新進の若手演奏家によって構成されている。コア・メンバーは運営及び音楽的な部分を支えている。 EPTは演奏・研究団体であると同時に、若い音楽家たちを育成する教育的プロジェクトでもある。 音楽大学卒業後間もない演奏家もしくは音楽大学在学中の学生等から参加を募り、綿密なリハーサルを積み重ねて毎回の公演に臨んでいる。

 EPTの音楽的なコンセプトは、その編成に端的に表れている。金管楽器本来の輝かしい音色を持つトランペット、トロンボーン、ホルンに加えて、 より柔和なサウンドのフリューゲルホーン、バス・フリューゲルホーン、ユーフォニアム、2本のテューバ(F及びC管、各1) を取り入れ中低音域の充実を図り、リーダー・山本訓久のスペシャル・アレンジによってこれまでのブラス・ アンサンブルにない独自のレパートリーを創り上げている。またルネサンス、バロックなど歴史的なブラス・ アンサンブルのレパートリーを取り上げる際には、古楽のアーティキュレーションを援用し、作品本来の姿を再現出来るべく配慮している。 現代楽器によるブラス・アンサンブルにおいて、古楽のアーティキュレーションを用いて演奏している例は他にはほとんどみられない。 EPTによるこの試みは世界に先駆けるものとして注目されている。

 EPTはこれまでにない、全く新しい形態の金管楽器によるグループなのである。



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