Mail and Q&A

このページでは、メールによるみなさまの質問を受け付けています。

トランペットの演奏上の悩みや音楽一般、また寺嶋個人への質問もお受けしています。

どしどし質問お寄せください! このページにて、質問にお答えしていきたいと思っています。

(2003年3月よりサイトの移動により、メールアドレスも下記のアドレスに変更いたしましたので御注意ください!)

little-d@xf7.so-net.ne.jp


Qバンドで練習している曲の中にHiE、HiF(インB♭)が出てきてどうしようかなと考えています。ハイトーンが上手く吹けないのはたぶん口の中の状態に問題があるのかなと思うのですが(例えば口の中の容積を狭めていないのでエアーの圧力が落ちてしまっているとか・・・)それからまだまだ口の周りの筋肉が鍛えられていないので強いエアーで吹けていないのでしょうか?

A ハイトーンを吹くには、息をフォーカスさせる事が必要です。
ハイトーンをバンドで使うような大きな音で吹く場合、速い息をフォーカスさせなければなりません。その為にはある程度の筋肉も必要です。
筋肉を鍛える為に、タンギングをしないでmPのロングトーンをできるだけプレスを減らして練習してみて下さい。
口の中の容積(舌と顎の位置)と音域、音量は密接な関係があります。
音域、音量に関わらず常に自分の理想とする音色が得られる様、口の中の容積(舌と顎の位置)を調整して下さい。

Q. 先生がハイFへのアプローチで述べられているパックとは唇の上下の圧力の事でしょうか?スマイルとは唇の横(左右)の圧力の事でしょうか?横に引く癖があるから思う様にハイトーン出ないのでしょうか?その分、息の圧力を唇が支えられていないということですね?ある人からハードプレスを直すように言われました。自分ではあまり押し付けているつもりはないのですが、思うようにハイトーンが出ない原因の一つだと考えるようになりました。その事と上記のプレス、スマイルとの関連性があるのでしょうか?

A. パックとは息を集めるような筋肉の使い方で、上下ではありません。
ちょうどろうそくを吹き消すような感じです。ハイトーンは遠くにあるろうそくを吹き消すイメージで吹いてみて下さい。ハイトーンは遠くにある!!
プレスはしっかりとした音で演奏する為には必要ですが、吹こうとする音量、音域に必要最小限の適度なプレスにする事が重要です。プレスをしすぎて唇の振動を妨げてはいけません。

Q.一般吹奏楽団でTPを吹いている者です。お忙しいところ恐縮ですがトランペットの奏法についてご質問させてください。
1.私は、舌先が下唇の裏側に触れます。 自然とこうなりました。口の容積は比較的狭いです。口の中は狭くてよろしいのでしょうか?
2.スマイルアンブッシャーとパッカーアンプッシャーは具体的に、どうやって作るのでしょうか?
  私はスマイル(口角を引く?)+パッカー(口をつぼめる?)が半々くらいでセットして吹いています。

A.1.唇に舌がついているのは、問題ありません。
口の容積が狭いとのことですが、自分で自分の音を、チェックしてみて下さい。
うすっぺらい音が出ていたら狭すぎです。全音域に於いて均一なサウンドを得られるよう、各音域ごとに最適な舌の位置を探して下さい。音域、音量によって最適な舌の位置は変わります。(ハイFへのアプローチ参照の事)
2.パッカー、スマイルアンブッシュアーについては、実際に口角を引いたりしてはいけません。筋肉の動く方向と緊張感を表していて、口角は全音域において同じポジションをとって下さい。割合に関しては音域、音量によって異なります。
出ている音が堅ければ、緊張させすぎですし、くもった音であれば、緊張が足りません。全音域において輝かしい倍音を多くふくんだサウンドで演奏できるよう、割合を調整してください。

Q.高い音域を出すにつれて、喉を開けて、息のスピードを速くし、アパーチュアを小さくすることで、唇の振動数を上げるのだと思いますが・・・。

A. 喉は全音域全音量に関係なく開けます。息のスピードは高音域になるにつれて速くなります。アパッチュアを意識的に操作する必要はありません。

Q.下唇を戻して両唇を引いて吹いていたり、マウスピースと唇との接触面を上にずらしたりする奏法は、高い音を出すのに一般的に有効な方法なのでしょうか?

A.全音域において唇を巻き込んだり、横に引いたりしてはいけません。下二線のソの音を吹くアンブッシャーを基本にローEからハイFまで吹けなければなりません。また、接触面をずらす事は振動している唇が薄くなることによって高い音が出やすくなりますが、しっかりしたサウンドで高音域を演奏する事は不可能です。全音域においてポジションは変えないことが重要です。私のトレーニングメソッド「ハイFへのアプローチ」でも触れているとうり音色音量によってパッカーアンブッシャーとスマイルアンブッシャーを使いわける事が重要です。パッカーアンブッシャーを使えば、より力強く太いハイノートで演奏でき、スマイルアンブッシャーを使えばより滑らかでキメの細かい高音域が演奏可能です。私のソロアルバム「All The Best」のコンチェルトの一楽章を参考にどのように吹き分けているかチェックしてください。

Q.上唇は唇を振動させる事に使い、下唇は調整に使うと言うような事が書いてありましたが、具体的にどういうことなのでしょうか?

A.実際振動するのは上唇で、下唇は息をリリースするだけに使うということでこれは、モーリスアンドレ氏もそう語っています。

Q.低い音を出すときのアンブシュアなどのコツのようなものを教えていただきたいのですが・・・。

A.全音域全音量において振動しているポイントを同じにしなければなりません。そうすれば高音域も低音域も豊かなサウンドで演奏できます。アンブッシャーのコツというよりは息の量やスピード、舌の位置などが重要です。

Q.●先生のモデルは口径が大きそうですが、バック5C相当なのでしょうか?

●マテリアルのページで紹介しているマウスピースは、バックのマウスピースで言うと、どのサイズに当るのでしょうか?

A. 私が使用しているモデルは、バックでいえば1Cの口径です。Model-1は3c、Model-2は1cくらいです。

Q.先生のHPを拝見していたところTPの改造に関する講座をやっておられるということですが、改造に関しては以前から興味がありました。自分で行うには改造によって得られる効果、どこをいじれば自分の楽器にとってベストなのかという知識が不足しており、 恐くていじることができませんでした。 講座ではそういったことを教えていただけるのであれば ぜひ参加させていただきたいのですが…。

A.楽器の改造は確かに部分的調整をすれば、随分違った効果が得られます。しかし、楽器をトータルで(全音域に於ける音質、音色や音の到達距離)で考えると、全体のバランスを取るのは非常に難しいことです。トータルで考えると、部分的改造を施すより市販の状態で使用する方が良い事の方が多い様です。私も実験的に数々の改造をしましたが、現在、仕事で使用している楽器は完全なノーマルです。私が楽器を選ぶ上で、最も重要視しているポイントはまず、楽器の基本的な造りが正確であることです。例えば、管の中にハンダもれがないかどうか、テーパーエンドがマウスピースレシーバーのセンターに取り付けられているかどうか、極端なピストンとピストンゲージの穴のずれが無いかどうか、、等、様々なチェックポイントがあります。もうひとつはその楽器が本来持ってる音が自分のイメージする音に一番近い楽器を選ぶ事です。これは楽器の設計や金属の配合具合、メッキの質、、等、様々な要因が、その楽器が本来持ってる音を決定します。ここで重要なポイントは、楽器とマウスピースのバランスです。個人的意見として、非常に息抜けの良い楽器に大きなマウスピースを使えば音の輪郭や、音の到達距離が損なわれます。また、息抜けの悪い楽器に小さなマウスピースを使えば音色や響きを損ないます。これは個人個人の奏法にも、密接に関係しているので実際に演奏を聞いてみないと、適格な判断を下すのは難しいです。

Q.ハイノートに関してですが、非常に苦労しております。レッスンを受けていて喉が締まったりだとか、舌以外に力が入りすぎているという指摘を受けており、 それが原因かなと思いますが、マウスピースを小さい物に替えることである程度は楽になるものなのでしょうか。現在はバック5Cを使用しており、中 音域は非常に豊かで気に入っていますが、10・1 /2C使ってみようかなとも思っています。

A.私がトランペットを演奏する上で、一番大切だと思う事は美しい音色、音質(豊かな倍音を含んだ凛々と鳴り響くサウンド)です。音色を犠牲にして音域を広げるべきではないと思います。5Cの音色が気に入っているのならば、その音色のまま音域を広げていく方が良いと思います。音域を広げるには様々な練習方法がありマテリアルで音域を広げようと考えず、練習方法の観点から音域の問題に取り組んだ方が良いと思います。


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